バックナンバー
vol.1/男の手料理
vol.2/パソコン・トーク
vol.3/ホームページ事情
vol.2 パソコン(Mac)トーク
鈴木(鈴):若杉君にはパソコンについて大分、イヤ大分どころではない、いつも「困った時の若杉頼
   み」(笑)というヤツで迷惑ばかりかけています。

若杉(若):私の場合、仕事でどうしても必要があってというパターンでしたが、はじめは正直言って
  「憲夫先生大丈夫かなあ?」と思っておりましたが、あれよあれよという間に導入されて、
  だいぶ使いこなされているなあと感じておりますが、最近先生のMacの調子は如何ですか?

鈴:今、ホームページで遊んでいますが、「今のところ」は大丈夫です。
  この「今のところは」というところがパソコンの嫌みですね。
  ご機嫌を損ねたらもう大変なことになってしまう。若杉君のパソコン歴はもう大分古いんでしょう?

若:社会人に成るのと同時ですから、1989年に初めてIBMのDosマシーンを使いました。
  まだ、Windows等なかった時代です。表計算ソフトも、エクセルではなくってマルチプランというや
  つでした。当時の職場(カワイ出版)の編集のK氏が先進的な考えを持っており、
  当時ひとセット(Mac本体+レーザープリンター+大型モニタ)200万近くした物を会社に認めさせ
  て導入したのが私とMacとの出会いでした。
  黒い画面に黄色い文字しか表示していなかったIBM-PCからいきなりカラーが標準で表示され、
  操作はマウスを使うMacはそれはもう衝撃でした。Mac歴も14年目になりますね。

鈴:ソフトの使い方など技術的な相談を受け付けるテクニカル・サポートセンターというのがあるでしょ
  う。いつもそこに相談すると逆に頭がこんがらがってくるんです。こっちは全くの素人なのに、
  専門用語は平気で使うし、時に却って分からなくなってしまうこともあるし、
  人によってこっちがモタモタしていると人を馬鹿扱い(?)しますからね。
  その同じ質問に対して、若杉君はいつも簡単に説明してくれますよね。
  それでいつも 問題解決!。ほんと若杉君すごいですよ。

若:いえいえ、実は、先生からの質問と同じことを私も昔経験していただけなんです。
  結局、サポートも本当に千差万別の質問やクレームを一年中対応しているのですから大変だとは思い
  ますが、全員が全員に的確な対応をしてもらうのは難しいかもしれません。
  でも、それが彼らの仕事ですからねえ・・・。
             
若:私は、今の会社のパソコンが全てWindowsなのでMacを触る時間が本当になくなってしまいました。
  Windowsを使い出して丸3年が経過しましたので、殆どMacとWindows同じくらい使えるように
  なったと思います。最近ここにきてまたAppleが魅力的なデスクトップとノートブックタイプを発表
  しましたのでいいなあと指をくわえて眺めています。
  仕事で使っている分にはMacでもWindowsでもあまり差がないように思えても、
  不思議なもので、自分が「所有」するとなると圧倒的に「Mac」ですね。

鈴:初めに私にパソコンを進めてくれた友人がMacだったもので、
  つい何も考えずにMacにしてしまいましたが、このホームページを作る時にいろんな人にアドヴァイ
  スをもらいたくて聞いたんです。でも殆どの人がWindows。
  ソフトとかガイドブックの類いもMacとは比べ物になりませんね。
  慣れたせいかやっぱり私はMacかな。

若:パソコンというものがわれわれの生活の中に入ってきたのは何時ころでしょう。 
  1980年代でしょうか、その頃はまだ、パソコンを使って「何をする」というものが確立しきれてい
  ませんでした。せいぜい、高級なワープロであったり、計算機であったり・・・。
  1990年代に入ってインターネットというものが中心になったことで、パソコンの役割というものが
  「情報収集箱」に近いものになりました。実際に先生はどのようにMacを使われていますか?
  作曲のメモをパソコンにされたりとか?

鈴:イヤ、作曲で使うというより楽譜を清書したり、そのデータをそのまま送れたりするんで、
  それで使い始めたんです。ワープロも出始めから使い始めたし、こういうのって抵抗感なくスンナリ
  入っていけるんですね。 むしろ好きみたい。でもマニュアル見ながらってのは全く駄目。
  そのせいで若杉君にはいつも迷惑をかけているんです(笑)。
  ああじゃない、こうじゃない、って屈折しながらやるタイプなんです、私は。作曲と同じですよ。

若:私も、基本的にマニュアルの類は見ません。Macのソフトって(最近のはわかりませんが)、
  マニュアルを見ないでもなんとか使えてしまうのが売りだったんですけどね。
  前の仕事でMacを使って出版物そのものを作ったり、録音物のマスターを作ったり
  (ちなみに憲夫先生と美智子先生といっしょにカルラホールで録音した「17のメロディー」の視聴盤
  のマスタリングはこれでやってます。)本当にMacを使い倒していた!という感じで使っていまし
  た。ハードウェア的にも投資していたんです。
  あまりに何も使ってあげないとかわいそうなので今度多重録音とかで使ってあげようかと思います。

鈴:結構お金もかかるでしょ。パソコンに凝っている友人をみてるとすごい。キリが ありませんね。

若:そうですね、特にMacは金食い虫ですね。僕も自分で4台Macを買いました。
  恐らく、総投資額で、マンションの頭金くらいになったかもしれません。
  でも、その時々で充実したMac Life を送ってきているので・・・。
  実は、Macをあまり使わなくなってしまった一つの要因に家にひと部屋「開かずの間」があるんで
  す。恥ずかしながら、ここ京都にきて丸3年になるのに片付かない、恐ろしい部屋です。
  Macはそこにあるんです。春に家族が一人増えそうなので、カミさんから「最後通告」を出されまし
  た。2月中に片付けなかったものは、一切合財「捨てる」といわれてしまいました。
  さあ、大変だ!

鈴:頑張って部屋の整理にお励み下さい。でも大丈夫!ちよみさんは優しいから。仲良くやってね。
  「困ったときの若杉頼み」また懲りずにこれからも宜しくお願いしますよ。
                              03/2.06「パソコン(MAC)トーク」終り。