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(08年10月、「決意」についてのご要望があったので「4.決意」について) 女声/混声組曲「未来への決意」片岡輝作詩 「4.決意」 この組曲は司馬遼太郎さんの「21世紀の君たちに」と題されたエッセイを元に片岡輝先生が書き下ろしたテキストによるものです。 「21世紀の〜」のエッセイの内容に沿って、1.「歴史」2.「人間」3.「自己」の詩が書かれました。 「4.決意」は片岡先生が「司馬遼太郎さんに捧げる」という意図で書かれたものです。 詩を読めばその思いが強く伝わってくるはずです。 私はこれらの詩を読んで、4.「決意」は前3曲の余韻を感じながら、まるでアンコールであるかのような雰囲気を作りたいと思いました。最初の出だし、それと最後は1曲目「歴史」の断片が現れます。片岡先生の意図を受けて、私も司馬遼太郎さんの面影を追いながら作曲しました。全曲を通して演奏されればこの曲がどういう位置、そして意味をもつか分かって下さることでしょう。 1〜3曲の司馬遼太郎さんの思いを受け、後に続く私たちの「決意」を歌ったものです。 演奏上での注意というか希望を申し上げると言葉をよりはっきり伝えていただきたいということです。 たとえば四分音符の三連音符が幾箇所かあります。「耳をすまし」「たにんにやさしく」「うしろすがたに」など、言葉を大事に強調したかった故にそのような書き方になりました。 そして最後Tempo I「今私たちはあなたの残したものを受け継いで未来への一歩を踏み出す〜」まさに「決意」です。どうかしっかりと力強く表現して下さい。 「思い」というのはとても大切なものです。司馬遼太郎さんの思い、片岡先生の思い、それらを音楽にした私の思い、さらにそれを演奏される皆さんの思い。それらをどうかかみしめながら演奏して下さるなら嬉しいです。 (08年10月11日) 作品について トップページへ |
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