お局のひとりごと(3)
             
3.責任について

                

 つぶやきも3つ目に入りました。少しばかりですが、反応もチラホラ聞え始めてくると、自分の書くものに責任を感じなくちゃ、なんて思いだしたら、たちまち肩は凝るは、腰は痛くなるは、頭痛はするは・・・・。それで、自分の事はさておき世の中の「責任感度」について考察してみました。

ネズミを取らない猫。
犯罪者を捕まえない警察官
規則ばかりおしつけて何もしようとしない行政者
国民に向けて政治をしない政治家。
生かしも殺しもせず中途半端なところに患者をしばりつけておく医者。
おもしろくも為にもならない番組をタレ流しているテレビ番組制作者。
衝撃の告白と言いながら最後まで衝撃の告白のない番組。
すぐ壊れてしまう電化製品を作るメーカー。
修理をしないですぐ新品を買わせる電気店。
表示をごまかしているスーパーの売り場。
利息は安くて給料は高い銀行。
自分でも食べた事があるのかと思うほどまずい味をだす料理人
何だかんだ言っては保険金を払わない保険会社。
白衣を着れば医者だと勘違いしてやたらめったら病名をつけて飼い主を脅かす獣医。
自分の「責任」を果たそうと人迷惑も考えないしつこい電話勧誘
葬式で5、6分のお経で高級車乗り回す坊主
3000円ポッキリと言いながら帰り際にいっぱいボッタクルキャバレー。
(私はこの件に関しましては真意は判りませんがHPの主より足せと強制されたもので・・・)。
 
ともかく言ったらきりがない程に、責任感を感じて仕事をしている人の少ない事、少ない事・・・・・・。アッチョンプリケです。

               

 何事にも一人一人が責任感をもった国民性であったのが日本という国だったと思います。江戸時代アサリ一つとっても来年獲る為の分はきちんと残しておきました。木を伐採しても自然の成り立ちまで破壊する事なく伐採していました。何故なら、自然はとても時間がかかってしか作れないという事を、それぞれが踏まえ次の世代の人達に大切に残し受け継いでいくものだと考えたからだと思います。何か取り組む時、自分のことだけではなく次世代の人達の事をもっと考えて行動を起こしていたら自然破壊なんて出来なくなります。これは先人が教えてくれたもの。その子孫として日本人の誇りを捨てる訳にはいかない。と胸をはって言える日本であってほしいものです。03/3.19 

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早速ご感想をいただきました。ここにご紹介させていただきます。
瀬戸幸夫さんー塩釜市
 「責任について」を覗かせていただきました。私は、ある人から「今ある環境は子孫から借りてるものだ」と言われたことがありました。私は、そうなんだ、借りてるものならば利息はともあれ、今の環境を50年、100年先の地球の住人に返さなくてはいけないんだと。今の時代の人間の経済的、政治的、そして個人的な欲望で自然開発を進めたら、子孫から借りている現況は返せません。確かに、自然開発が必要な部分もあると思われる事案もありますが、それがベストと思わずそれらが含むリスクをも考え、地球環境へのフォローをしながら、次世代への住人に「今」を返さなくてはいけないと思います。現代のエゴで、これからもこの地球の住人となる「地球人の子孫」に先祖のやつらはあの時代、なにをやっていたんだ。そう言われないようしたいです。3.19 
HPの主より
「お局」がいいことを書きました。上でご感想をいただいたようなので、私もちょっとひとこと。
 責任を果たさないのもひとつの「悪」なら、「責任」(決められた領分)という名の元に「それ以上何もしない」ということも「悪」であるかもしれない、と、私は思います。チャップリンが映画「ライムライト」で言ってます。「人間にとって大切なのは勇気と想像力・・・・・。」
 この世の中を創ってきたのは常にただ一人の個の人間の想像力、発心、工夫の力の賜だと私は思います。組織や強いては「国」が人の幸福のために何をか成した、という例は歴史的にごくわずかです。責任を全うすることは大切なことは言うまでもありませんが、行くところ多く突き当るのは「これが決まりですから」「ではどうしたら良いですか?」の問いに「・・・・・?(首をかしげて答えがない)」・・・・こうしたことが当たり前になっている現代という「時代」は何とこじんまりとした、更に言えば、無気力な社会でしょう。
 規制や法律が多様多解、複雑になればなるほど「文明の滅びの前兆」と言ったのは誰だったか忘れましたが、「責任」という言葉は今の時代のひとつの「キーワード」といっていいかもしれません。3.19
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