お局のひとりごと(2)
               
2.感性について

            


 感性について考えてみました。さまざまな出来事、人との出会い、誰だって他人とかかわらずに生きていく事は出来ません。お買い物一つするんだって、そこには店員さんがいて何らかの関わりあいがあるものです。自転車に乗って一人ぽっちを楽しんでいるとしても、行き交う人々もいれば、車とぶつからないように気をつけて走る時も、その人達と関わりあいを持ってる事になります。

 関わりあいの大事な場面としては、子供達に向かっている先生、患者さんに向かっている医者など・・・。どの場面においてもデリケートに大事に関わっていなくてはいけないという事はあたりまえなのですが、命を媒介にしているお医者さんが、とても弱い心をもった人間を相手にしているのに、ないがしろに発言したあげく、自殺未遂、自殺という悲惨な結果が起きているのが現実です。人間と関わりあっているという感性の貧しさを感じます。

 医師会のセミナーに参加した時、「現在、代替療法を選ぶ患者さんが増えてきました。どの方法を選ぶかはその患者さんの今まで生きてきた人生の中において培われてきた感性を信じて選ぶのがいいでしょう。でも、その療法が合わなかったら、また、自分の感性の声を聞いて違うものにチャレンジしてみたら良い・・・。」という話を聞いた時、とても驚きながらもこのようなお医者さんもいるんだと嬉しくなりました。でもそこには、自分という人間が、それまで、どのようにものを見、考え、生きてきたかということを問われる訳で、大変なことです。自分で何か行動を起こさなくてはいけない時に感性をフルに使い、頑張って考えぬいて出した結論ならばきっと後悔しない自分でありたいと思いました。

 感性は、人との関わりあい、本、さまざまなことで磨かれていくものだと思うので、人と向き合う時、すれちがう時、みんな心があるんだということをいつも忘れずにいたいと思います。(3.11)
                                    

               ←前へ 次へ→
                  戻る
               ベルウッドの森へ
                トップページへ