任運自在(にんうんじざい)今年の書き初め   03.1.7
 今年の書き初めは「任運自在(にんうんじざい)」。書き初めに限らず、気に入った言葉を見つけると筆で書くことが習慣になっています。それらの書は常に私の部屋のあちらこちらに張り付けられています。そうしないと私は覚えられないのです。

 昨年の書き初めは「多岐亡羊」でした。その前は「晴耕雨読」。
「任運自在」という言葉は昨年の夏に読んだ禅の本の中で見つけた言葉です。それ以来、ずーっと気になっている言葉でした。

 悠々とした大きさを感じさせる言葉です。「どのような状況にあろうが、自在に応ずる」という程度の私なりの理解でしかありませんが、本当のところはまだ理解にはほど遠いというところでしょう。これが真に理解できたとしたらまさに人生の達人。
そういう言葉を常に傍らに持つということは楽しいことであり嬉しいことです。
 この1年、この言葉を座右において考えてみようと思っています。