地震雲ーじしんぐもー
防災グッズについて
 このHPでも度々地震雲について書いたかと思いますが、此の度の宮城県北部の地震に関連したものと思われます地震雲をここでご紹介します。
 この撮影は私の父です。日付は2003年7月27日、午後6時ころ。場所は仙台より北におよそ20Km。
利府というところからです。
 この前日の26日に宮城県北部で震度6の地震があり、この写真はその翌日のものですが、
ご周知の通り、その後、頻繁に地震は続きました。

 父は数年前より「地震雲研究会」に入ってまして、ヒマがあると雲の写真を撮ってきていました。これまでも随分地震雲の写真は撮ったのですが、
この写真はその中でもケッサク(?)の部類に入るかもしれません。



下の写真も同日のもの。



何とも不気味な雲だとは思いませんか?
私は門前の小僧で、時折、雲を見ては「アレ地震雲だナー」なんて
少しですが分かるようになりました。
地震雲は地震の前兆といわれています。

私なりの解釈ですと、「気」というのは自然に満ちあふれています。
天の気を「天気」というように、天気は様々な条件で変わります。
おそらく地球の内部の事柄も作用するのでしょうか。

皆さんもこれから注意をして雲を見ませんか?
空を見上げ、何か不気味な雲だナー、と思ったらそれはおそらく地震雲です。
                                2003年8月23日

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               非常時/持ち出し品
 宮城県沖地震に備え、宮城県地域では防災に関する関心も高まっています。以下は、その情報、また知人・友人などから寄せられた経験に基づく事柄を書きだしてみました。
普段から心がけて損はないと思いますので、ご参考までに。
           ー備えておきたい防災グッズー
救急薬品/例:消毒液・サビオ・包帯・軟膏(傷口用)など、
○常備薬/例:胃薬、風邪薬、鎮痛解熱剤(バッファリンなど)、
下痢止め(ビオフェルミンまた正露丸など)、 
○現金 ○預金通帳 ○印鑑 ○保険証
○食料(約3日〜7日分)
例=缶詰め類(例:コンビーフ、ツナ缶、アズキ、イワシなど)
=缶切り不要のものが望ましい
・乾パン(またビスケット類)・カップ麺
・携帯用ご飯(パック式)・チョコレートなど
また他にカロリーメート、ポカリスエットなど。
○飲料水(ペットボトル)
○手回り品として
・マッチ(ライター)・ローソク・ナイフ・トランジスターラジオ
・懐中電灯・電池・ちり紙・トイレットペーパー・ラップ
・食器類(携帯用/また紙コップ、紙サラ・割箸)・石鹸・雨傘
・雨衣(ポケットコート)・長靴・ビニール袋(大・中・小)
○衣料品として
・下着類・靴下・手袋・タオル・毛布(またバスタオル)
・ハンカチ・タオル・ふろしき
○その他
・防災頭巾またヘルメット(*)・寝袋・テント(2.3人用)・ポリ石油缶
・ロープ・缶切り・予備電池・折畳み用バケツ・新聞紙・マスク
・ペーパータオル・ビニールシート・軍手・ガムテープ
・裁縫セット(針/ハサミ/糸)・筆記類(メモ帳、ペン)
・携帯用ガスコンロ(ガスボンベ)
・なべ類(常より非常用に用意、また、目星をつけておくこと)
・笛(万が一、建物などに閉じこめられた場合)
・工具類(金づち、ノコギリ、くぎぬき、など=いざという時、持ち運びできるように普段からまとめておく)
その他に防災用に携帯用オマルなどもある。
(*)日常使用しているイス用のマット(4.50cm四方)の両はじにヒモをつけておき、いざという場合、防災頭巾にする。
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*非常時持ち出し用の袋を用意する。常に置く場所も重要。
*阪神大震災では家具などが一気に倒れ、押し入れなどに入れた非常用品が持ち出せなかった例もあったので、玄関や車のトランクなど、分かりやすい場所に準備することが大切。
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☆赤ちゃんのいる家庭
・ミルク・哺乳瓶・離乳食・スプーン・おむつ・清浄綿
・おんぶに必要なヒモ・ベビー毛布・ガーゼ
☆妊婦のいる家庭
・脱脂綿・サラシ・ガーゼ・T字帯・清浄綿・新生児用品・ふろしき
・母子手帳
☆犬猫など、ペットも一緒に非難する場合
・ペット用食料・ペットの写真・首輪などに連絡先を記入しておくこと。
以上、春夏秋冬に適応できるように準備する事。

☆もし在宅中、地震があった場合
・普段から棚など倒れない安全な場所を確認し、そこに身を置く。
・火を消す。
・一時非難する時は(家を出る時は)必ずブレーカーを切る。
(電力が復帰した時に、ブレーカーを上げたままでいると漏電が起きやすい=近所にも声をかけ合う)
・生活用水の確保(風呂の水を常に保持する)。
☆もし街で、地震にあった場合
・まず落下物に注意をする。(とっさに身をかかめ頭を護る)
・ビルの中に入る。(但し新しいビル。老朽化したビルはだめ)=路上よりは安全。
☆もし地下で地震にあった場合
・一時電気が消えるのでパニックをおこしやすい。その時は携帯電話の明かりなどをつけ、冷静に行動するように心がける。
☆連絡先の確認
・災害地での双方の連絡は取れないので、遠隔地の親戚、知人を連絡の拠点とすることを普段から確認しておく。
・携帯電話はつながらないがメールは比較的に通じやすい、とのこと。
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