ー仲良しー合唱団紹介vol.3
○潮の音合唱団ー埼玉県
指揮者の潮千代子先生の指導する合唱団3団体(上尾女声、コーロ・フェリーチェ、アンサンブルXO)が合流しての合唱団。2回目のコンサートでは「想い出」が委嘱・初演されました。潮先生とは「俳句による蛍・トンボ・冬の海」を初演いただいて以来十数年のお付き合いになります。指揮の颯爽たる姿もさることながらその演奏に期待を裏切られたことはありません。今年の3回目のコンサートでも「みすずこのみち」の素晴らしい演奏を聴かせていただきました。
連絡先:潮千代子03ー6789−1536
○船橋女声合唱団ー千葉市
76年創立。テナー歌手であり指揮者の秋山衛先生率いる91年全国おかあさんコーラス大会(松山市)ではグランプリを受賞。その時の曲目が「民話」でした。以来、急速にこの作品は広まっていたように思います。爾来、秋山先生とは親しくさせていただいております。毎年のように演奏会を開催。しかも満席状態。老舗(?)といっては団員の皆さんに怒られそうですが、全国大会には常連の如く出場。実力、伝統とも千葉県ならず関東近県では重鎮的存在。
○女声合唱団「幸」ー東京 
女声合唱団「幸」、は元国立音楽大学教授の小松幸雄先生が指導されている合唱団です。この合唱団ではこれまで「永訣の朝」「ことわざうた」全曲初演などを演奏していただきました。ご夫人の洋子先生もソプラノとして活躍され、私の指導する市川市の「コールベル」のヴォイストレーナーをお願いしたこともありました。またそのお嬢さんの茜さんも新進気鋭のソプラノとしてご活躍中です。昨年、志木市で行われた音楽鑑賞教室では、私の指揮するベル・ムジカ・アンサンブルの客演ソロをお願いしました。今や家族ぐるみで親しくさせていただいています。
○コール明和ー鹿児島 
上の写真は2003年12月9日/於 かごしま県民交流センターで行われたコンサートの模様。
結成28年目を迎えたコンサートでは「鬼の小六」が演奏されました。指揮の田丸寛先生は鹿児島を中心に活躍されている指揮者です。当合唱団はルーマニアなどにも演奏旅行をし、またおかあさんコーラス全国大会に出場するなど、鹿児島を代表する合唱団として知られています。当夜のコンサートでは「鬼の小六」が感動的に演奏されました。またアンコールで「二度とない人生だから」を指揮させていただきました。写真中央が田丸寛先生、右、朗読の瞳まりあさん、左ピアノが猪俣裕子さん。
コール明和:連絡先/099ー281ー6991(山中)
○女声合唱団ラ・ヴィアン・クール/いわき市 New! 
1987年結成の女声合唱団ラ・ヴィアン・クールは、2004年全国おかあさんコーラス大会で「ひまわり賞」を受賞しました。
その時歌われたのが「茜の空に」です。この曲を2年以上もあたためた上での大会出場でした。
05年1月に「ニューイヤーコンサート」には「二度とない人生だから」他にを客演させていただきました。少人数ながらその美しい歌声は04年のおかあさん全国大会でも会場を魅了しました。
 指揮者の石河清先生はいわき市出身。髪も黒々として70?歳とは思えぬ若々しさです。合唱団には奥様の英子先生も歌われています。その和気あいあいとした雰囲気がこの合唱団の魅力のひとつでもあります。「ニューイヤコンサート」では作曲家の小山章三先生もご一緒し、楽しい演奏会となりました。そのときのエピソードは「談話室/ショウチャンサンバ」に書かれてあります。
○コール・モア/松戸市 
上の写真は05年10月29日のコンサートでの写真です。この演奏会では「二度とない人生だから」などを客演指揮させていただきました。指揮者の飯野淳也先生とはここ数年来、親しくお声をかけていただき、04年の佐渡公演では先生を中心とする合唱団約300名「佐渡を歌う会」で佐渡公演、そして東京公演(東京芸術劇場)を果たしました。そこで新作「風の島唄(くにうた)」また佐渡にかかわる編曲をいくつか発表しました。
コール・モアの皆さんとはその演奏会でもご一緒いたしました。私のHPでも幾度か飯野先生について書かさせていただいています。「談話室内/佐渡物語」など。
 当日のコンサートは団員の皆さんの熱演と、飯野先生のお人柄あふれるお話で、和やかな心あたたまるコンサートとなりました。
○女声合唱団ラシーヌ 
ラシーヌの皆さんとはじめてお会いしたのは02年のおかあさんコーラス全国大会(東京/上野文化会館)でした。その時歌われたのが「みすゞこのみち」より数曲。その演奏が素晴らしく会場でお声をかけたのが始まりでした。以後、指揮者の猿渡健司先生とはメールなどを通じて交流があり、その中で生まれた新作が「Ave Maria」でした。
この作品は05年6月のおかあさんコーラス九州大会で初演されました。演奏会は11月に催され、そこでも見事に「Ave Maria」がされました。入魂の演奏。感動をしました。このコンサートでは「ほほえみ」を客演指揮させていただきました。結成されて25年というこの合唱団。猿渡先生がまだ20代の頃にはじめられたとのこと。
25年?と思うほど、皆さんの若々しい歌声。そういえば04年の7月に大分に伺い、皆さんから「Ave Maria」への強い期待を受けた翌日、駅へと向かう遊歩道を歩きながら「Ave Maria」の冒頭部分をメモしたのでした。女声合唱曲集「ほほえみ」の中に収められています。
○女声コーラス コール・リーベン New! 
 上の写真は「創立10周年」コンサート。指揮は箸尾哲男氏。関西を中心にご活躍です。氏の指導されている合唱団でよく私の作品を取り上げて下さり、「コール・リーベン」の10周年記念には「マザー・テレサ 愛のミサ」を委嘱・初演して下さいました。箸尾先生と「どんな作品にしましょう?」と話し合いながら3年があっという間に過ぎ、コーラスの皆様には随分と気をやきもきさせたことと思います。皆さんそして箸尾先生の熱意で「マザー・テレサ 愛のミサ」も素晴らしい初演をしていただきました。いずれこのHPでも作品について書こうと思っています。
 コンサートはバラエテイに富み、箸尾先生作曲の10周年の「祝いの音頭」では日本舞踊のお披露目で歓声が、漫談風のおしゃべりでは存分に笑い(私には漫才に聞こえたのですが普通の会話だそうです)などなどで、あっという間の2時間でした。その日のコンサートではアンコール「ぬかるみ」(みすゞのそらより」を指揮させていただきました。
新作の門出をこうした皆さんと共にできたことは嬉しいことでした。