御柱祭アルバム 04年5月8.9日
04.5.22

5.11付け、HP通信より
 

 7.8.9日と諏訪市におりました。
「御柱祭」を家人とともに見ました。諏訪合唱団の皆さんの御好意で「御柱祭」に合わせて練習を組んで下さったというわけです。

 8日は下社(しもしゃ)の里曳き(さとびき)、「御柱祭」といっても「上社」「下社」とふたつの行事があり、あの有名な「木落とし」は「山出し」(木を山から運ぶ途中)の大イヴェント。

 今回の下社の「里曳き」は8日、9日、と二日間に亘って「御柱」を「春宮」「秋宮」まで大勢の人たち
(本当に数えきれないほどの)で曳行(えいこう)し、それぞれの「お宮」に4本づつ「御柱」を立てて「祭り」を締めくくるものです。

 その勇壮さ!、熱気!・・・どう言葉で表現したらよいものか、今回「御柱アルバム」でご紹介していますが、やはりその臨場感というものは実際に体験しなければ分からないものかもしれません。

 いかほどに写真を並べても言い尽くせない、それほどに「御柱祭」というのは<凄い!>、と、「御柱祭」の摩訶不思議な魅力にすっかり魅せられたのでした。

 この「御柱祭」は1.200年以上前から伝わってきたと云われています。それもご周知のように七年に一度。
 実際「御柱」を曳行し、春宮から秋宮まで辿り、最終地点の秋宮に近づいてくるにつれて高まる緊張感、熱気。
 この興奮こそが、まさしくこれまで脈々と受け継がれ、そしてまた七年後の「御柱祭」につながっていくのだろうと、ひしひしと感じました。

                  「御柱まつりアルバム」
                       ↓

5月8日、晴天。春宮から「山の神」方面に歩くこと40分。この「注連掛(しめかけ」から「御柱」を落とす。ここから「下社・里曳き」スタート。
 この時(お昼近く)には既に5本の「御柱」が「木落とし」されていた。
豪快!「木落とし」。一気に興奮が高まる。
長蛇の列で「御柱」が曳行(えいこう)されていく。
(左上)家人とともに曳行中。(右上)途中諏訪合唱団のピアニストの安藤美季さん(お嬢さんの瑠夏ちゃん)と遭遇(列左)、列右、ご案内をして下さった合唱団・団長岡野夫人の悦子さん。私が来ているTシャツは安藤さんのご主人の勤めるLCV(ケーブルテレビ)の記念グッズをいただいたもの。他にリュックには可愛らしい御柱人形グッズをぶら下げている。尚、私たちが着ているハッピは岡野さんがご用意下さったもの。
なぜか羊も曳行に参加。この後、行く先々でお目にかかる。
下社付近では各町内の催しが繰り広げられていた。
左上、竜神の舞い=諏訪大社は竜神信仰の祖とも言われている。
右上、騎馬行列。
右、秋宮での太鼓の奉納。
翌9日、一日雨。春宮から秋宮への曳行中。
 この写真の「御柱・秋宮一之柱」は記録的な太さ(歴代たしか3位?)。
終着点の秋宮まであと少しのところ。熱気と興奮が次第に高まってくる。
柱が秋宮の鳥居を通り過ぎたところで電車の時間もあり、秋宮を後にする。

 今回の「御柱祭」では諏訪合唱団の皆さんにお世話になりました。特に案内役をして下さった団長の岡野さん、ご夫人の悦子さん、副団長の浜さん、またいつもマンションをご提供下さるMさん、に改めて感謝申し上げます。
また途中、幾人かの合唱団のメンバーともすれ違い(彼らはみな関係者)、祭りの興も盛り上がりました。
「木遣り(きやり)」の声が未だ頭から離れません。「木遣り」は女性も子供さんもいました。「木遣り」の唄を合図にみな一斉に動く姿、当分、まだ興奮は続きそうです。

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尚、上の文中でもご紹介したケーブルテレビ「LCV」のHPで「御柱祭」を特集しています。関心のおありの方はこちらまで。 http://www.onbasira.jp/
 9日の午前、岡谷市の「つつじ祭り」も岡野さんにご案内いただきました。
あまりに美しかったので、ついでにここでご紹介します。
下、諏訪合唱団・団長の岡野さん。2日にわたりご案内役をして下さった。
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