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「HP通信3」は08年1月より再開しました。 「HP通信1→2005年」「HP通信10→2015」 「HP通信2→2006年」 「HP通信11→2016」 「HP通信3→2008年」「HP通信12→2017」 「HP通信4→2009年」 「HP通信5→2010年」 「HP通信6→2011年」 「HP通信7→2012年」 「HP通信8→2013年」 「HP通信9→2014年」 |
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HP通信NO.507/2018.12.20 12月16日、いよいよ「レクイエム」の練習がスタートしました。 東京オペラシティ・リハーサル室にて 今回は東京から参加の方々を中心とした練習でした。 ラテン語のテキストに付曲するだけではなく、「神の赦し」を「乞う」レクイエムという本来の意味、それを考え続けての作曲でした。 今回の更新が今年最後になります。
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HP通信NO.506/2018.12.10
12月に入って続けて2つの演奏会に出かけました。 1日は「柴田えい子ソプラノリサイタル」。 私の右となりが柴田えい子先生、そのおとなりがピアノの山崎範子さん。 この日のプログラムはシューマン、日本歌曲。 私の作品は「私と小鳥と鈴と」「月と泥棒」「よりそいて蛍のごとく吐息せり」「ひとひらの花びら」が演奏されました。 とても成熟した音楽で感銘を受けました。 私の作品への理解も深く心嬉しい演奏会でした。 ピアノの山崎さんとは30年程昔からのお付き合いになり、相変わらず的確で良いピアノを聴かせてくれました。 「よりそいて〜」は以前、山崎さんとご一緒した韓国演奏旅行で彼女のピアノで演奏されたこともあります。 さらに、柴田先生の4人の息子さんの内二人が、蕗さんの娘二人とそれぞれ同級生。 何とも、不思議な縁と云えましょう。 2日は当間修一先生指揮の「名古屋ビクトリア合唱団演奏会」(ピアノは掛川遼平さん)。 名古屋に日帰りで行って参りました。 当夜演奏されたのはヴィクトリアのミサ、山中千佳子さんの力作「ことたまの祭祀」、私の「巡礼」。 山中千佳子さんと当間先生と。 山中さんがピースをされたので、私はグーを。 山中さんは新進気鋭の作曲家。自身で詩を書かれます。 「巡礼」は昨年発表された新作です。 大阪シュッツのマンスリーコンサートでも紹介されました。 「名古屋ビクトリア合唱団」はレヴェルの高い合唱団です。 私は産声を上げた頃より知っていますが、年々、充実度を増しています。 これまで私の作品も多くやっていただいています。 その都度、名演を聴かせていただいています。 「巡礼」も素晴らしい演奏でした。 感傷という意味ではなく、自然と涙が頬をつたわりました。 これも自身の詩ですが、実際お遍路をした風景が甦ってきました。 当間先生は私の作品の殆どを指揮して下さっています。 深い理解と、共感を持って常に取り組んで下さっています。 当間先生のような指揮者とご一緒するというのは大変得難く、作家としては嬉しい存在です。 作曲しながら「当間先生だったらどのように演奏して下さるか」などと考えます。 そういう関係は滅多にあるものではありません。 先生の目に触れるもの「ヘンなものは書けない」と思ってしまうのです。 この日は演奏会後すぐに東京に戻りましたが、そういえば最近、先生と飲む機会が少ないナ〜、などと思いながら名古屋発最終近くの新幹線に乗りました。 作曲家の大中恩先生が3日に亡くなりました。 ご葬儀に伺うつもりが、妻の実家の義父が入院したために、残念ながら参列出来ませんでした。 作曲家で94歳で現役のまま亡くなったというのは、あまり聞いたことがありません。 何度かご一緒させていただき、ご自宅までも伺う機会もあり、その飾らないお人柄、そして大変お茶目な先生が好きでもありました。 「私はコメディアンになりたかったのですよ」と耳を疑うような事をおっしゃる先生でしたが、 舞台に立たれた先生はイキイキとして、観客を笑わせ、自身でも楽しんでおられました。 一度、偶然に中央線の電車に乗り合わせたことがあり「これから妻の病院に行くんです」と長年寝たきりの奥様とのことを伺ったこともありました。 「島よ」という厳しい作品も書かれ、また広く歌われる作品も多く残し、そして最近でも歌曲の新刊を出されるなど、創作意欲の旺盛さを見せてくれました。 私など時折くたびれておりますので、大中先生を見倣わなければ、と思うところです。 先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。 そろそろ年賀状の準備もしなければと頭の片隅をよぎります。 喪中の葉書も今年もたくさんありました。 住所録からその方たちの名を消して行く作業は寂しく辛いものがあります。 ひとつひとつ想い出を残して下さったことに感謝の気持ちが募ります。 混声合唱組曲「愛を乞うひとたちへ」で次のような詩を書きました。 「この世からいのちが消えれば その数だけ たしかに物語は消えて行くだろう だが違う 愛の物語はいつまでもこの世にとどまり また新しい物語へとひきつがれる」 例年、この時期になるとそんな事から少し気持ちがくすんでしまいます。 それは歳を経るごとに強くなります。 「オマエも少しずつ心構えをせよ」ということなのでしょう。 寒暖の差が大きくて、うっかりすると体調を崩しやすい時期です。 皆さまにもどうか御身、大切になさって下さい。 |
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HP通信NO.504/2018.11.24
更新が少し滞ってしまいました。 とくに忙しかったわけではないのですが、ちょっとボンヤリとしていました。 それに加えてパソコンが急に「ヘソを曲げ」てしまい、原因が分からずまるしばらく首をかしげていました そこでさらに更新が遅くなったという次第です。 秋も深まりつつあるこのごろです。 散歩をするのにちょうど良い季節になってきました。 毎日歩く散歩道。木漏れ日がさしていますが、夏は陽が射さずにひんやりとします。 もうすぐ葉がすっかり落ちて裸木が天にまっすぐ伸びる風景が見られます。 手前の木が「桜子」です。よくみると小さな蕾みが赤みを帯びてきています。 あと半年もすると一年一度の本番を迎えます。 このように出番を待つ自然の生き物たちはまったく健気です。 新しいパソコンにしてfacebookをいろいろやっている内に、ナンカ変なことになってしまいました。 新しく設定するつもりが、再度、友達申請をしたり、時折「あの〜ホンモノの鈴木憲夫さん?」なんて返事がきたり、今でも何が何やらよく分かりません。 当分、手つかずにいるつもりですが、きちんと勉強をしたいとは思っています。 <鳩山町の交通事情> 鳩山町は埼玉県でも高齢者が多く住んでいることで有名です。 夕方になると町の広報が鳴り響きます。 「外で遊んでいる良い子の皆さん。4時30分になりました。車などに気をつけて遅くならないように帰りましょう。」 周りを見渡して「外で遊んでいる良い子の皆さん」などいません。 いるのは「おじいさん、おばあさん」ばっかり。 それから「行方不明者のお知らせ」もよくあります。 「年齢、80歳男性、本日午前、家を出たきり連絡が取れません。服装、茶色のスニーカー、グレイーのスボン、黒の上着を着ています。 お心当たりの方は、西入間警察署までご連絡下さい。」などなど。 それが静かな夜に町中に響きます。 鳩山町の車の往来は静かなものです。 次回の更新はいつものペースで30日くらいにしたいと思っています。 朝夕の寒暖の差が大きいですので、皆様、風邪など引かれませんように。 メールはこちらまで。 |
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HP通信NO.503/2018.11.14
11月11日は宮崎市で「七つ星コンサート」が行われました。 |
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HP通信NO.502/2018.10.30 ここ数日、気持ちの良い秋日和が続いています。 こんな日はプラ〜っとどこかに行きたい〜、というところですが、せめて東京・森下の家に泊まり、江戸の街をぶらつき馴染みの日本蕎麦を食べ歩きするくらいです。 森下からですといくつかのコースがあります。 両国へは30分、日本橋・銀座方面には約1時間、浅草も大体1時間コース。もちろん徒歩です。 その他、永代橋を渡り八丁堀、向島近辺も歩いて程よいコースです。 私は蕎麦好きですので、古い暖簾の蕎麦屋にひょっこりと入るのを楽しみとしております。 そこが美味しければそれでよし、不満足な時は美味しい蕎麦を食べれるまで2.3件ははしごをすることもあります。 以外と蕎麦好きな人はそういう方多いのでは、と思っているのですがどうでしょう。 今頃の時期になりますと「文化勲章」が話題になります。 もうすでに今年の受勲者は決まっているようですが。(あいにくTVも見ませんし、新聞もないので詳しくは知りませんが・・・・) いつもこの時期思うのです。 私の恩師、團伊玖磨先生、山田一雄先生、伊福部昭先生がご存命でしたら、きっと受勲されるのでは、と。 私はこれらの偉大な師に師事し、薫陶を受け、それを誇りと思っております。 恩師とは何事につけ、思い出し、規範となるものです。 「このような時、先生は何と言われるか・・・・」などなど。 師を持つということは人生では大切なことです。 「師」でなくとも亡き父母もそうです。 さらに言えば「今は亡き人たち」との関係もそうです。 「その人が故人となってはじめて本当の対話ができる」とは誰が言ったことだったか。 そういう「対話」ができることは人にとって大切なことのようにも思います。 我が家には立派な仏壇などありませんが、毎朝、写真や位牌を置いた前でお線香を立てチ〜ンと鉦をならしています。 それが一日の始まりです。 時折、気が向けばお経を上げたりして・・・・・。 冒頭で天気の良い日はどこかに行きたいナ〜などと書きましたが、いつも仙台・七ヶ浜にある墓所の風景が浮かびます。 以前、仙台・利府に家がありました時は週に一度は1時間かけて歩いて行ったものですが・・・・。 その内、新幹線に乗って日帰りにプラ〜っと行ってみたいと思っています。 「小さい秋みつけた」という時節です、皆さまも秋を楽しんで下さい。 本日はこの辺で御機嫌よう。 メールはこちらまで。 |
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HP通信NO.501/2018.10.22 ここ数日、所用があり家を空けましたので更新が少し遅くなりました。 相変わらず「歩みのノロイ亀のごとく」の仕事ぶりの中に居ります。 8月の終わりに転んで足首を痛めましたので、歩く事も少々控えております。 大分良くなりましたがたまに2時間くらい歩きますと、翌日は少し痛みが出たりするのでまだ本調子ではありません。 怪我、というのは一瞬の事ですね。 その日は雨上がりの日で舗道が少し濡れておりました。 靴底がすり減っていたせいで、滑りやすくなっていたようです。 とにかく転ぶというのは危険なことです。 怪我というのは家の中でも起こり得ます。 互いに気をつけたいものですね。 私の普段の生活では歩く事が日常になっていますので、仕事の停滞と何やら関係があるような気もしています。 ですが、毎日1時間くらいは近所を軽く散策をしたりしています。 秋の陽気が清々しいこのごろですので、鳩山の自然が楽しみな毎日です。 8月に長女に男の子が産まれ、私は「おじいちゃんと呼ばれるようになった」とここでご報告をしました。 たまに会い、産まれてわずか2ヶ月の変化をみていると、その可愛さに心踊る気持ちになります。 まだまだ初心者の私ですから、抱き方もぎこちない。 翌日、気がつけば腕の筋肉が張ったりしています。 「子供は親を選んで産まれて来る」とはよく言われる事です。 一口に言えば大変深く、濃密な「縁」を持って産まれて来たわけです。 私の今の家族の有り様をみても、それは深い縁で結ばれている、と言えます。 そういう「不思議で深淵な縁というサークル」の中に「飛び込んできたのが」この度の新生赤ちゃんです。 「この子」はもしかして「私」にも「会いに来たかもしれない」とは考え過ぎとしても、 はたしてこれから「この子とどんな関わり合いをするのだろうか」と、実は私は興味津々なわけです。 抱っこをしながら話かけますと、私の顔をじ〜っと見て微笑んだりします。 さて私の事を何て呼ばせようなどと思案しています。 「ジージ」なんてのはイヤです。 昔風に「おじいちゃん」はどうか、それも少し照れるしイマイチ。 「ジッチャン」なんて面白そう、などとあれこれ考えている「新米の爺(じじい)」であります。 来年10月のウィーンでのレクイエムの練習が12月16日から始まります。 練習はこれまで出来た部分、他に「マザーテレサ愛のことば」「Ave Maria」などを練習します。 レクイエムの作曲はあと3曲。 他に来年1月の締めきりのものもあります。 とにかく一歩一歩仕事に邁進、と行きたいものです。 と、今回はこの辺で、御機嫌よう。 |
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HP通信NO.500/2018.10.10
HP通信も気がつけば500回を迎えました。 自身でも驚いています。 あとどのくらい続けられるか。 まあ、自然体でこれからもやっていこうと思っています。 先週、今週と演奏会が続きました。 |
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HP通信NO.499/2018.10.1 昨日9月30日は長野市で「男声合唱団ZEN」の演奏会に出かけました。 曲目は男声版「祈祷天頌」他。 指揮は樋本英一氏。 打ち上げ会場で。前席は左から塩沢荘吉会長、常任指揮者の宮下荘治郎先生、 後列左、蕗子さん、ワタシ、樋本英一氏、堀内征治氏、 「ZEN」というのは長野市善光寺に由来しての命名です。 実際、善光寺のお坊さんも居られますし、何といってもこの団の構成メンバーの多彩多色の面々。 創立してからまる15年、というのに現在団員数は約100人。 上の写真の塩沢さんのお声がかりで結成されました。 私は創設時からのご縁があり、私の作品もいくつか委嘱・初演を頂いています。 これも常任指揮者の宮下先生とのご縁をいただいてのことで、宮下先生とはかれこれ30年というお付き合いになります。 「ZEN」の演奏は年を経る毎に円熟味を増し「祈祷天頌」は心にグッと来る熱唱!。 「祈祷天頌」の指揮は樋本さん。樋本さんとは私と同世代。樋本さんとも30年来というお付き合いです。 私の作品の多くを演奏いただいています。そしていつも深い洞察でもって指揮をして下さっています。 昨夜の演奏もそうでした。 混声合唱曲「祈祷天頌」が出版されてまだ間もない時から指揮をして下さっています。 樋本さんをある時まで「先生」と呼んでいました。 お歳は私よりひとつ下。 お人柄もさることながら永いお付き合いの中で、自然と「樋本さん」と呼ばせていただくようになりました。 作曲家の荻久保和明さんとも似たようなエピソードがあります。 私と同じ年の生まれであることから知り合った20代の頃は「荻久保君」と呼んでおりました、が、ある時、同じ年生まれでも、早や生まれと知りました。 つまり学年は上だったのです。 それ以来「荻久保さん」と。 なんとも単純なことです。 それはさておき、昨日の「祈祷天頌」は私が33歳の時の作品です。 平均年齢はおそらく70歳近い皆さんの熱唱を聴いて、万感迫る思いがしました。 いつも思うことですが、作品にはその時の思い、人生が込められています。 久しぶりに聴く作品ですので「遠い自身の姿」をまるでアルバムをめくる思いで見つめる演奏会でした。 台風が過ぎ去った翌日、青空の下、善光寺を散策して帰りました。 上の写真は門前で何とも魅力的な音でパフォーマンスをしていた青年と。 下は本堂の前で。
10月1日発行 ・16P 定価 700円 10月8日に山形市で「やまのべ女声合唱団」の演奏会があります。 おかあさんコーラスでは全国的に知られる合唱団です。 指揮は吉田ユカリ先生。 私は客演指揮します。 詩人の金子静江先生もゲストで出演されます。 お近くの方はどうぞお出かけ下さい。 クイックすると詳細が紹介されています。 |
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HP通信NO.498/2018.9.20 17日から宮崎市に行ってました。 11月11日に行われる「七つ星コンサート」のリハーサルのためです。 中村禎子先生の指導されている7つの合唱団の演奏会です。 そこで私の作品を数曲、客演指揮をいたします。 肝心の練習風景の写真がありません。宮崎空港にお見送りに来て下さった左中村先生と役員の立山さんと後藤さん。 宮崎空港で。 私のように指揮をしたり審査や講習会などにお招びいただきますと、一年中、あちらこちらと出かけます。 家で机に向かって作曲する日々も私の生活ではありますが、各地に出かけますのも楽しみのひとつです。 初めて訪れる街では街歩きが楽しみです。 といっても、私は殆どの地方に行っていますので昔のように好奇心で街を歩く楽しみはなくなりました。 先日、山形市に参りましたがもう既に10回以上は行っている山形市ですが、いつも時間がなくゆっくり街歩きなどできませんでしたので、今回少し歩くことにしました。 お目当てはご当地グルメ「冷やしラーメン」。 いつも行きそびれてしまっていたのでした。 ちょうど、雨の上がった歩道で、あちこちとフラ〜フラ〜と眺めながら歩いていましたら滑って転んでしまいました。 大きな怪我ではなかったのでしたが、しばらく足が腫れ歩くのも難儀をしました、が、今はもう大丈夫。 いつ何処で、何が起きるかもしれません。 普段、気をつけていてもこういうことってあるものなのです。 よく家の中で怪我をする方も多いようです。 とにかく、用心!用心!。 私は階段を上がり下りする時に、一段一段数えることにしています。 そうすると階段での怪我は防げます。 皆さんも、どうか足下、身の回りをご用心なさって下さい。 静かな風景が戻ってきました。 蝉ももう息絶えたようです。 虫は今が我が世、とばかりに啼いています。 アリは相変わらず忙しそうに働いています。 アリさんを見習い、キリギリスにならぬよう、私も仕事に励むことにいたします。
10月1日発行 ・16P 定価 700円 10月8日に山形市で「やまのべ女声合唱団」の演奏会があります。 おかあさんコーラスでは全国的に知られる合唱団です。 指揮は吉田ユカリ先生。 私は客演指揮します。 詩人の金子静江先生もゲストで出演されます。 お近くの方はどうぞお出かけ下さい。 クイックすると詳細が紹介されています。 |
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HP通信NO.497/2018.9.10
鈴木憲夫作品を歌う合唱団(SNコーラス)/夏合宿が9月1日、一泊二日で鳩山荘で開催されました。 練習前に軽く食事。 夜はあいにくの雨でしたので、室内で乾杯!。 今回は9人が参加。そのうち、お泊まりは7名。 この日も私と家人とで料理を作りました。 主なメニューは ◯肉ミソ炒め、レタス巻き ◯仙台直行/牛タン ◯オリジナル・パスタ2種類 ◯パエリア ◯アヒージョ ◯超辛/砂肝炒め ◯その他いろいろ 酒も多種多様、ビールに始まって、ワイン各種、日本酒、焼酎などなど。 撮影は指揮者(左から四人目の)の伊澤君の早苗夫人、ゲストは富山市から車で来た森井さん(右から四人目)。 ピアノは右はじの蕗子さん。 合宿は賑やかでした。 勿論、上の宴会は猛練習の後の事です。 来年、4月に北秋田市でジョイントコンサートがありますので、その練習が主でした。 今回は女性の参加は少なくて残念でした。 新入団員大歓迎です。 お問い合わせは、Toshio Izawa <izawatoshio@gmail.com>まで。 私も時折、練習を覗いては、練習後の皆さんとの歓談を楽しみにしています。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夏もそろそろ終わりを告げるかのように、蝉も息絶え絶えの感じです。 一昨日、昨日とNHKの学校音楽コンクールの関東甲信越ブロックが行われ、審査をしてきました。 この季節になると夏も終わりカ〜、と思ってしまいます。 全国各地で今年の夏は天変地異がありました。 被災地の皆様には大変な夏だったのではないでしょうか。 お見舞いを申し上げます。 大昔の中国では、天変地異があると「人心の乱れ」が「天地の気に災いを及ぼす」と考え、政治の責任者はその任を解かれたとあります。 例えば、日食・月食があってもそうでした。 「天と地の気」の乱れが「人心」の乱れ、とするなら、今の時代、まさにその様相を呈していると言えるかもしれません。 夜になると「秋の虫」が生を謳歌しています。 秋なのに「我が人生(?)の春」と言わんばかりです。 本格的な秋になると台風も心配です。 被害が大きくないことを祈るばかりです。 10月8日に山形市で「やまのべ女声合唱団」の演奏会があります。 おかあさんコーラスでは全国的に知られる合唱団です。 指揮は吉田ユカリ先生。 私は客演指揮します。 詩人の金子静江先生もゲストで出演されます。 お近くの方はどうぞお出かけ下さい。 クイックすると詳細が紹介されています。
メールはこちらまで。 |
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HP通信NO.496/2018.8.30 ウィーン・シュテファン大聖堂でのコンサートの正式なパンフレットができました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8月28日は山形の「やまのべ女声合唱団」の練習にお邪魔をしてきました。 10月6日に行われるコンサートのリハーサルのためです。 指揮者の吉田ユカリ先生はじめ「やまのべ」の皆さん、とても熱心に、しかも、高度な音楽作りで嬉しく楽しい練習でした。 このコンサートでは「さくらんぼと麦わらぼうし」「平和という果実」などが演奏されます。 その詩人でもある山形出身の金子静江先生もコンサートにゲスト出演されます。 ご存知の通り、金子先生は私の義母に当たります。 「やまのべ」の皆さんもとても温かく迎えて下さる雰囲気が嬉しかったです。 練習後の打ち上げで。 何とまあ。私のために冷蔵保存で大粒のさくらんぼの「紅てまり」を用意して下さいました。 これがマア おいしいこと!。 さくらんぼの下の紙は「麦わらぼうし」をイメージして作って下さいました。 せっかくの「麦わらぼうし」ですからかぶってみました。指揮の吉田ユカリ先生と。 心なしか蝉の声も弱々しくなってきました。 新しいシーズンがやってきます。 ウィーンのパンフレッチもできてきましたし、本格的スタートです。 作曲もオシリにムチが入る気分です。 が、他の仕事もあり、相変わらず気ぜわしい日が続きそうです。 メールはこちらまで。 |
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HP通信NO.495/2018.8.20
8月10日から岡山→大阪→京都と出かけました。 岡山では合唱コンクールの審査。 先日の災害は市内はあまり影響がなかったようでした。 審査が終わり、審査の先生方と「ハモ料理」で乾杯 左より作曲家の山岸徹先生、全日本合唱連盟四国支部長・新居誠司先生、事務局の内田毅さん、岡山県合唱連盟理事長の小池芳弘先生。 私はコンクール前日の10日より岡山市入りをしました。その夜は小池理事長と前夜祭。 【夏休み・後編】 12日、家人と大阪で待ち合わせ。まずカニとビール!。 窓からの景色でどこかお分かりの方はかなりの「大阪通」。 大阪に行くと必ずといっていいほど行くところです。 家人がある看板を観て何やら真似て遊んでいます。 次はそのお店へ。ヒントは右にちょっと見えます。 法善寺横丁の水かけ地蔵にて。 道頓堀からちょっと脇道に入ると法善寺横丁です。とても風情があって私の好きなところです。 ある店頭に映し出された大きなモニターに二人が映っていたので・・・・・・。 大阪から京都へ。 京都では箸尾先生とご一緒しました。 一応、打ち合わせということでしたがそれは一言二言で済ませ、あとはお目当ての「ハモ料理」。 ハモしゃぶを堪能しました。 翌日、観光名所へ。さてここは何処でしょう? 北野天満宮にて。 今年も京都で鱧が食べれました。 毎年この時期になると京都で鱧が食べたくなります。 上の写真の「ここは何処でしょう?」は道頓堀の戎橋が見える「カニ道楽」です。 次はふぐ料理の「づぼらや」。 そして「太秦映画村」です。 京都にはもう何度行ったか数えきれません。 大阪は何といっても「喰い道楽」。 岩手でも食べてばかりいました。 岡山/大阪/京都でもそうでした。 そろそろ夏休みも終わり。 これから懸命に節制に務めます。 それからひとつ朗報が。 |
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HP通信NO.494/2018.8.10
8月3日から岩手/盛岡市に行って参りました。 街は「さんさ踊り」で賑わっていました。 4日は「岩手女子校等学校・合唱部第50回定期演奏会」で「永訣の朝」を指揮してきました。 高校生の声は本当に素晴らしかったです。演奏も集中度の高い素晴らしい演奏で、会場にいらした方々よりもたくさん好評のお言葉を頂戴しました。 会場となった「盛岡市文化会館小ホール」パイプオルガンがある素敵な空間でした。 ピアノ伴奏・伊藤素直先生 このコンサートは現役の高校生、そしてOGの皆さんとの合同の演奏でした。 写真はOGの方々と打ち上げ風景。現役の皆さんとはご一緒できませんでしたが、楽しいひとときでした。 前列中央が田村久美子先生。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 盛岡には学生時代からの友人で「永訣の朝」の初演を歌ってくれた澤口正一さんがいらっしゃいます。 コンサート前日の3日に盛岡に入り、早速、澤口さんご夫婦のご案内で盛岡周辺を案内していただきました。 まず盛岡に着いて早速「盛岡冷麺」を澤口さんご夫婦とご一緒しました。 花巻農学校敷地内にある移築された「羅須地人会建物」。 賢治さんの産湯に使われたという宮澤商会内の井戸。 演奏会が終わり、翌日、塩釜にて墓参りに。 |
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HP通信NO.494/2018.7.30
来年4月、北秋田市で「作曲家 鈴木憲夫先生をお迎えして」というジョイントコンサートが行われます。 出演は東京から「鈴木憲夫作品を歌う合唱団(SNコーラス)」「Ensemble Ishtar」「秋田声楽研究会混声合唱団」の皆さん。 私の作品が多く歌われます。その準備はしばらく前から進んでいて、この日22日、打ち合わせがあり、私はその打ち上げで銀座で皆さんと合流しました。 前列右から Ensemble Ishtarの指揮者の村上彩奈さん、秋田から三澤由美子先生、SNコーラスの伊澤早苗さん、ピアノの和田蕗子さん 後列右から SNコーラスの田中慎二さん、SNコーラス指揮者の伊澤俊雄さん、私、村上さんのご亭主の友永 郎さん。 今回の企画は上の皆さんが自然と出会い、打ち解け、このような運びとなっています。北秋田市には三澤先生のお招きで何度か伺っております。 村上さんは日大OB合唱団を指揮し「愛を乞うひとたちへ」を委嘱・初演してくれました。 SNコーラスの皆さんはいつもながら仲良くやっています。 それぞれの指揮者の皆さんが中心になってこの企画を進めてくれています。きっと楽しいコンサートになると思います。今から楽しみです。 また間近になりましたらご案内させていただきます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ クーラーが見事な最後を遂げて、ようやくに新しいクーラーが入りました。 41度を越えた先週は、まだ無クーラーで「ク〜ラク〜ラ状態」、まるでサウナにでもいるような息苦しさでした。 ちょっと経験したことのない熱さでした。 やっとクーラーが入ったかと思えば、今度は涼しい日の連続。 新クーラーの出番はまだありません。 私は昔から暑いのはどちらかといえば平気な方です。 寒いのはイケません。 そういう体質なのでしょうね。 「体質」という言葉が最近、妙に気にかかります。 「これ食べるとヤセル!」とか「コレ身体にイイヨ」とか、とかく健康指向をあおる広告ばかり目につきます。 しかしどれもこれもみな、万人に合うはずがないと私は思っています。体質が皆違うのですから。 私も人並みに健康に気を遣ってますから、これまで多種のサプリを用いてきました。 まったく効果のないものもありました。 そこでようやく次のような考えに至りました。 自身の体質に合ったモノ、そうでないモノ、というものが実際あるのだから、そのことについて考え、しっかり見極めをせねばいけない、と。 サプリを頼りにするのではなく、やはり食べ物で健康を考えるのが自然なあり方だと改めて思います。 TVの啓蒙は凄いものです。 私もTVでいくつか覚えたものを実践しているのもあります。 最近では、オクラをよく食べるようにしています。 舞茸を煎じて(?)水代わりに飲んでもいます。 長生きされる方に「長生きの秘訣は?」という質問がよくされます。 その答えは様々です。 私が思いますに、長生きをされる方の普段の生活はきっと「自分なりの」食事、習慣、生活になっているはずです。 「自分なり」というのはその人の「体質に合った」・・・・ということも言えるでしょう。 ですから自分の体質に合うものってナニ?と考えてしまうのですね。とても大切なことだと思います。 それを探し、実践することが健康的、長生きのキーワードとも言えると私は思うようになりました。 さらに人は自身の「身体と対話」をしなければなりません。 それをウッカリすると直る病気も見落としになったりします。 自身の身体との対話、というと難しいですがそんなことはないのです 毎日の「お通じ」「食欲」「体重」をチェック、「甘いもの好き」「お酒好き」の人は「ちょっとの反省」も必要かもしれません。 また、どこか身体に異常を感じたら即医師に相談する、ことも自身の身体と対話することになります。 とは言いながら、私も自身の体質に合う「ダイエット」「食事」その他様々、を日々模索中ではあります。 「自身の身体との対話」とは偉そうに言いながら、ついつい酒量も増える事もあり、そう言うときは「自身の気分と対話」している自分もおります。 西日本などでは災害が続いています。 被害に遭われた方々には心よりお見舞いを申し上げます。 せめてこのようにしか申し上げられないことをお赦し賜りたいと思います。 |
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HP通信NO.493/2018.7.20
連日の猛暑、とはいえ、鳩山にはいたって爽やかな風がありますので、とくに息苦しさも感じずに生活できております。 しかし2.3日前、今年初めてクーラーを使いました。 何とも心地よいものですね、クーラーというものは。 そしてその翌日もクーラーを使いました。 ところが何か「オカシイ」!冷風でなく送風のみに。 その内に、2分ほど経つと、自然に切れてしまう状態に、何度やっても同じ。 修理に連絡をして修理の日時を決めて、もしやと思い、またスイッチを入れたら、今度は何と正常に動き出すではありませんか。 しばらくは動いていましたが、その内、ウンともスンとも言わずに動かなくなってしまいました。 修理にクーラーの型番を伝えると「それは28年前のもので、部品などもうないのですね」という返事。 何とも見事なクーラー人生(?)の終わり方でありました。 息絶え絶えになり、本当に静かな最後でした。 「モノ」とのお付き合いとは、即、人生そのものです。 その「モノ」が我が家に来た時には、ウキウキするものです。 しかし時間が経ち、老朽すると<お別れ>ということになります。 一体、それをどのくらい人生で繰り返してきたことでしょう。 最近では、乗用車を廃棄にしました。 そもそも中古で購入した車ではありましたが、昔は高級車で、気に入って愛用していました。 家を去る時に、いつまでもその後ろ姿を見送ったものです。 今、我が家であるものの中で、最も古いものがグランドピアノです。 私が20歳の時に小遣いを溜めて買ったものです、中古でした。 そのピアノは初め仙台、それから埼玉、それからしばらくしてまた仙台、そして最近また埼玉に戻りました。 仙台←→埼玉を2度も往復したことになります。 もう45年も一緒だと「相棒」感覚にもなります。 私はモノ持ちが良いのです。 今から十年前の話です。 仙台/利府駅で切符を買い、そこで財布を忘れたことがありました。 すぐに母親に連絡をし財布は確保できたのですが、そのときの母親の驚き。 それは「あまりにボロボロ」で「こんな財布誰も持っていきはしないわよ」と、半ば呆れてもいました。 その財布は十代の時に、ある賞をいただいた記念品で戴いたものです。 皮の財布とはいえ、中には固い紙が入っており、それがスリ切れて中から紙が顔を出し、見るからにみすぼらしい財布でした。 母親の驚きに私はこう言いました。 「昔からお母さん、ボクにこう言っていたでしょ。モノというのは形がなくなるまで使いなさい」って。 それを聞いて母親、財布を見ながら「しかし、それにしてもコレはヒドイ!」と。 ついでにもうひとつ言うと、私はよく傘を忘れる常習犯でした。 ある時、傘をまたどこかに置いて来て「新しく買って!」と言うと母は「オマエは濡れて歩きなさい!」と。 今でも傘を忘れるのは相変わらずです。 そういう時、母の話をいつも苦笑の内に思い出したりもします。 「モノ」というのはそういう想い出がつきまとうものなのですね。 ちなみに、私は60歳を過ぎて手元に傘がなくなると駅や電車で放置されている傘をちゃっかり自分の「モノ」にすることを覚えました。 「傘は天下の回りもの」。 ある時、交通安全協会の会長さんと飲食した時に私が自転車を盗まれまして、と話したらその会長さん「自転車は天下の回りもの」と。 今、こうしている家の中での私のスタイルは半ズボンです。 その半ズボンはボーイスカウト時代、中高の時にはいていたものです。 今でもはいているのです。 もしかしたら、今でも利用しているのの中で一番古い!ものかもしれません。 「人間は掃除の歴史だ」と誰かが言っていましたがまさにその通りです。 「モノ」を放っておくと溢れてしまい、身動きができなくなります。 私のようにモノ持ちが良い、と自慢するのも良い。 が、ほどほどにしないと今年も着ないでしまうTシャツがまだタンスに眠っています。 家人は古い下着などを見つけると「最後はこうして雑巾にして、ハイ、ご苦労様といって捨てるのよ」とゴミ箱にポイ、と。 (そういえば最近、我が家に未使用の雑巾が増えてきています) 私もそれに倣って、ポイ、ポイ、しようなナ、と思う今日この頃です。 ◎先日初演の「ふるさとの木の葉の駅」(坂村真民詩)の映像と音楽→https://youtu.be/Qm-Bm0qB6s4 ◎鈴木憲夫作品を歌う合唱団のHP→https://snchorus.wixsite.com/mysite 7月新刊 無伴奏混声合唱曲【般若心経】 般若心経の動画(You Tube)→https://youtu.be/ankuFjhxjzM 刊行を機に、「音楽ほほえみ基金事業」としてこの「般若心経」の指揮・指導・無料奉仕を実施することといたします。 交通費、宿泊が必要となる際はご負担いただきますが、その他、指導、指揮に関しては、まったく費用を頂戴しません。 これを実行するには、こういう経緯がありました。 作品が出来た時に、Bell musica(私の個人事務所)より楽譜を刊行しました。 そしてCDも発売しました。 それらの売り上げは全て「音楽ほほえみ基金」を創設するための基金に当てられました。 そうして2009年に「音楽ほほえみ基金・事業」で「日本こころのうた」のCDを制作・発売するに至ったのです。 その収益は「全国の介護施設など」にCDを寄贈する事業費に当てられています。 現在も発売中 定価1.780円(税込み) 楽譜もカワイ出版より刊行 お申し込みはこちまで→ この「般若心経」の作曲から今、私が行っている「音楽ほほえみ基金」の事業が始まったのです。 此の度、それらの延長として「指揮の無料奉仕」を実施することになりました。 指揮だけではなく「般若心経」に関するお話もさせていただきます。 以後、女声版・男声版の刊行が続く予定です。 (Bell msica では女声版、男声版も刊行いたしました) 般若心経の世界に触れたいと思われる皆さん、どうぞご遠慮なくお声をかけて下さい。 お尋ねはこちらまで→Bell musica ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レクエイム世界初演のご案内
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HP通信NO.492/2018.7.10
7月も、はや10日が経ってしまいました。 ・・・・という言い方からして「仕事、進んでいないのだナ」とご推察いただけると思います。 サッカーがあったようですが、とくに関心もなく、気がつけば本日10日。 「あ〜あ」と口から自然と溜め息が洩れます。 その間、お母さんコーラス関東大会もありました。 二日間で90団体の演奏を聴きました。 いつものことでさほどの事はありませんでしたが、会場のイスが固かったせいか、腰がヤラれてしまいました。 私は日常より座っていることが多いもので「慢性的な腰痛」なのです。 「職業病」と言えるのかも。 とくに先日の腰痛はひどかった。 仙台弁なら「ようツウイ(要注意)!」 夏になるとコンクールなどのシーズンを迎えます。 先日の選考員の先生方は(お母さんコーラスの場合は審査ではなく選考)、江上孝則先生、武田雅博先生、なかにしあかね先生、平松英子先生の各先生方でした。 武田先生とは同じ歳。 大昔からのお付き合いです。 コンクールの審査などもほぼ同じくらいのデビュー(?)だと思います。 そして現在もご一緒できるのですから嬉しいことです。 新人の頃は「どうぞ宜しくお願いします」と先輩先生方に頭を下げてばかりいました。 ところが最近は、審査員の中で最長老ということも珍しくありません。 私自身、何も変わらず気持ちは新人のままなのですが、自然と、時代の移りを思わずにはいられません。 それでも自然と溜め息。 ナンカ最近、溜め息ばっかり。 そして昨日9日、京都より指揮者の箸尾哲男先生が我が家に遊びに見えました。 国の借金?
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HP通信NO.491/2018.6.30
梅雨もまだ終わらぬというのに、もう真夏日の連続です。 皆さまにはいかがお過ごしでしょうか。 昨日から東京に居て、猛暑から逃げるように鳩山に帰れば、風が緑の谷間を縫ってさわやかにそよいでくれます。 鳩山では先日、トンボをみかけました。 目の前を低空飛行で、宙に浮くようにして飛んでいました。 と、いうことは「トンボ」というのは秋まで生きながらえるのでしょうか。 そういえば5月の初めにカマキリの赤ん坊がいっぱい窓に張りついたことがありました。 虫の生態にあまり詳しくないものですから、虫、というと短命なイメージがあります。 一昨日、かすかに「ジ〜ジ ジ〜ジ」という啼き声がしました。 セミです、セミの赤ちゃんです。 昨日は啼き声は聞こえませんでした。 まさか私の「空耳」だったりして・・・・・・。 たしかに蝉の声でした。たぶん・・・・・。 とにかく季節は確実にそして静かにやってきます。 ついこの間「ハッピーバースディ〜梅雨」なんてやってたと思ったら、梅雨明けも近そうです。 私は夏が好きです。 しかし、夏は昔と比べ少しくたびれます。 「歳カナ〜」などと意識することは普段あまりないのですが、やはり年々、夏や冬の厳しさには堪えがたくなっているかもしれません。 イヤ〜、こんな異常気象ですから、私の体力云々の世界ではないかもしれませんが・・・・。 相変わらず歩いております。 先日など、熱い陽射しの中、4時間、歩きました。 20Kmを歩きました。 顔には陽焼けクリームをたっぷり、まるでおしろいでも塗りたぐったようにし、ターバンのように頭にタオルを巻き付け、その上から麦わら帽子をかぶり、 水を入れた小さなリュックを背負い、黙々と歩くのです。 歩いていると4年前に四国をお遍路したことが思い出されます。 私は歩く事が好きなのですね。 歩くといっても、街中を歩くと時はとく何を考えるでもなしに歩きます。 しかし油断できません。 自転車がコワイ。 スマホ片手に前を見ずに歩いている人もコワイ。 すれ違うお年寄りもこちらが気をつけないと接触の危険があります。 一度、私もボンヤリしていたこともありますが、あばあさんの雨傘が私のサングラスに当たったこともありました。 とにかく、歩く、といっても危険は身近にあるものです。 皆さん、お互いに気をつけましょうね。 まず今回は、今年第一回目の「猛暑見舞い」まで。 ◎先日初演の「ふるさとの木の葉の駅」(坂村真民詩)の映像と音楽→https://youtu.be/Qm-Bm0qB6s4 ◎鈴木憲夫作品を歌う合唱団のHP→https://snchorus.wixsite.com/mysite 7月新刊 無伴奏混声合唱曲【般若心経】 般若心経の動画(You Tube)→https://youtu.be/ankuFjhxjzM 刊行を機に、「音楽ほほえみ基金事業」としてこの「般若心経」の指揮・指導・無料奉仕を実施することといたします。 交通費、宿泊が必要となる際はご負担いただきますが、その他、指導、指揮に関しては、まったく費用を頂戴しません。 これを実行するには、こういう経緯がありました。 作品が出来た時に、Bell musica(私の個人事務所)より楽譜を刊行しました。 そしてCDも発売しました。 それらの売り上げは全て「音楽ほほえみ基金」を創設するための基金に当てられました。 そうして2009年に「音楽ほほえみ基金・事業」で「日本こころのうた」のCDを制作・発売するに至ったのです。 その収益は「全国の介護施設など」にCDを寄贈する事業費に当てられています。 現在も発売中 定価1.780円(税込み) 楽譜もカワイ出版より刊行 お申し込みはこちまで→ この「般若心経」の作曲から今、私が行っている「音楽ほほえみ基金」の事業が始まったのです。 此の度、それらの延長として「指揮の無料奉仕」を実施することになりました。 指揮だけではなく「般若心経」に関するお話もさせていただきます。 以後、女声版・男声版の刊行が続く予定です。 (Bell msica では女声版、男声版も刊行いたしました) 般若心経の世界に触れたいと思われる皆さん、どうぞご遠慮なくお声をかけて下さい。 お尋ねはこちらまで→Bell musica ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レクエイム世界初演のご案内
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HP通信NO.490/2018.6.20
17日は私が相談役を務めるモードプラスの「サマーぷちコンサート」がありました。 鈴木憲夫作品を歌う合唱団の指揮者の伊澤君と。右はそのピアノ伴奏者をしている蕗子さん。 当日初演の「ふるさとの木の葉の駅」(坂村真民詩)の映像と音楽→https://youtu.be/Qm-Bm0qB6s4 モードプラスでは年に二度のコンサートを行っています。 この日の出演者は約80名。 私は最初から出演者全員の演奏を聴きました。 まだ始めて間もない生徒さんもいたり、結構、上手な子もいたり、見ていても退屈しませんでした。 いつも笑ってしまうのは生徒さんのお辞儀。 上手く弾けた子とそうでなかった子のお辞儀が、あまりにも正直で、見ていて微笑ましいものがあります。 このコンサートでは【鈴木憲夫作品を歌う合唱団】がゲストとして出演しました。 今回は「ふるさとの木の葉の駅」が混声版の初演でした。 合唱団のメンバーは18名。 とても充実したコーラスを聴かせてくれました。 いずれYou tubeにでも紹介されることでしょう。 会場は森下文化センター。 家人の家のすぐそばです。 私が東京の家、と言っているのがそれです。 私は今ではすっかりこの森下界隈に馴染んでおります。 「住めば都」というけれど、私はそれほど永くここに住んでいるわけではないのですが、もうここが好きになっています。 鳩山こそ「住めば都」と言うべきなのでしょうが、愛着を感じるようになったのはつい最近のことです。 どちらかというと「なんでこんなところに一人で住んでいるんだろう」・・・・でした。 自然が豊かで静かで良いところですが、よくも「まあ、12年も一人寂しく暮らしたものだ」と思います。 ですから東京に新しい家が出来て、あちらこちらに出歩くのが楽しみになってきました。 鳩山と森下とは片道1時間半。 今では電車の乗り継ぎも苦になく、都会の生活も良いものだ、と思うようになりました。 「住めば都」・・・私にはいくつもの「都」があって幸せだと思っています。 先日コールベルの練習で梅雨に入った例年の行事をしました。 全員で「ハッピバースディ ツーユー(梅雨)」を歌うのです。 いつものメンバーは「また〜?」ですが、新人さんにはウけてました。 梅雨が終わればあっという間の夏。 毎年のことですが、7月初めの「蝉の啼き声」を聞くと「脂汗がタラ〜」。 背中にナイフを突きつけられるような心境になります。 今年もそんな状況が来そう。 7月新刊 無伴奏混声合唱曲【般若心経】 般若心経の動画(You Tube)→https://youtu.be/ankuFjhxjzM 刊行を機に、「音楽ほほえみ基金事業」としてこの「般若心経」の指揮・指導・無料奉仕を実施することといたします。 交通費、宿泊が必要となる際はご負担いただきますが、その他、指導、指揮に関しては、まったく費用を頂戴しません。 これを実行するには、こういう経緯がありました。 作品が出来た時に、Bell musica(私の個人事務所)より楽譜を刊行しました。 そしてCDも発売しました。 それらの売り上げは全て「音楽ほほえみ基金」を創設するための基金に当てられました。 そうして2009年に「音楽ほほえみ基金・事業」で「日本こころのうた」のCDを制作・発売するに至ったのです。 その収益は「全国の介護施設など」にCDを寄贈する事業費に当てられています。 現在も発売中 定価1.780円(税込み) 楽譜もカワイ出版より刊行 お申し込みはこちまで→ この「般若心経」の作曲から今、私が行っている「音楽ほほえみ基金」の事業が始まったのです。 此の度、それらの延長として「指揮の無料奉仕」を実施することになりました。 指揮だけではなく「般若心経」に関するお話もさせていただきます。 以後、女声版・男声版の刊行が続く予定です。 (Bell msica では女声版、男声版も刊行いたしました) 般若心経の世界に触れたいと思われる皆さん、どうぞご遠慮なくお声をかけて下さい。 お尋ねはこちらまで→Bell musica ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レクエイム世界初演のご案内
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HP通信NO.489/2018.6.10
我が家の紫陽花、6.10撮影 紫陽花や きのうの誠 きょうの嘘 子規 先日、旧くから交流のあったHさんというソプラノの方が亡くなりました。 7月新刊 無伴奏混声合唱曲【般若心経】
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HP通信NO.488/2018.5.30
7月新刊 無伴奏混声合唱曲【般若心経】 ー6月中旬より注文受付けー 般若心経の動画(You Tube)→https://youtu.be/ankuFjhxjzM 無伴奏混声合唱曲「般若心経」がカワイ出版より刊行されることになりました。(7月新刊) この作品は2005年に「大阪H.シュッツ室内合唱団」(指揮:当間修一)の委嘱により作曲、同年10月大阪、11月東京初演されたものです。 刊行を機に、「音楽ほほえみ基金事業」としてこの「般若心経」の指揮・指導・無料奉仕を実施することといたします。 交通費、宿泊が必要となる際はご負担いただきますが、その他、指導、指揮に関しては、まったく費用を頂戴しません。 これを実行するには、こういう経緯がありました。 作品が出来た時に、Bell musica(私の個人事務所)より楽譜を刊行しました。 そしてCDも発売しました。 それらの売り上げは全て「音楽ほほえみ基金」を創設するための基金に当てられました。 そうして2009年に「音楽ほほえみ基金・事業」で「日本こころのうた」のCDを制作・発売するに至ったのです。 その収益は「全国の介護施設など」にCDを寄贈する事業費に当てられています。 現在も発売中 定価1.780円(税込み) 楽譜もカワイ出版より刊行 お申し込みはこちまで→ この「般若心経」の作曲から今、私が行っている「音楽ほほえみ基金」の事業が始まったのです。 此の度、それらの延長として「指揮の無料奉仕」を実施することになりました。 指揮だけではなく「般若心経」に関するお話もさせていただきます。 以後、女声版・男声版の刊行が続く予定です。 (Bell msica では女声版、男声版も刊行いたしました) 般若心経の世界に触れたいと思われる皆さん、どうぞご遠慮なくお声をかけて下さい。 お尋ねはこちらまで→Bell musica ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 鳩山のホホトギスは相変わらず「ホットトギッチュ〜」と啼いています。
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HP通信NO.487/2018.5.20
新芽・新緑の季節になってきました。 我が家のテラスの窓には生まれたばかりのカマキリの赤ちゃんがたくさん張りついています。 一見、大きめの蚊カナ?と、よく見ると首も手足も細い、赤ちゃんといえどやっぱりカマキリなのです。 ここ鳩山では時鳥(ホトトギス)も啼き始めました。 いつものように鳩山のホトトギスは「ホットトギッチュデチュウ」と啼くのです。 これを話すと皆さん「ウッソ〜」と言われるのですが本当です。 昔、上野の山でウグイスの啼き方を聞いた京都のお坊さんが「コレはオカシイ」「発音がチト違う」 というので京都から数百羽のウグイスを取り寄せて放生したということです。 それが今の上野のウグイスに受け継がれている、とのことですが、「さもあらん」と私には思われます。 鳥は啼き声を聞いて学んでいくのです。 近所の西国札所十番の「岩殿観音」のウグイスは発音も発声も実に良い。 これも伝統というか、その地のウグイスの遺伝なのでしょうね。 鳩山のホトトギスはどうやらかなり訛り(なまり)が入っているもよう。 それは私の住まいの周辺だけのものか、「トッキョキョカキョク(特許許可局)」とも「テッペンカケタカ」とも地域によっては聞こえるらしいのですが。 鳥の世界は人が思う以上、かなりの「方言」があると私は見た。 皆さまの地域ではホトトギスがどんな風に啼くのでしょう。 教えていただけたら楽しいですね。 Tシャツを着る気候になってきました。 相変わらず、日々の気温の変化の高低差には閉口します。 電車の冷房もまたも無神経な季節がやってきました。 大体、人が体調を崩す大きな原因のひとつは「身体を冷やすこと」です。 少々暑いくらいで病気にはならない。 山の手線などで10分程度乗車するのなら冷房もまた心地よしとしましょう、が、私のように埼玉に住んでいる者にとっては電車に乗る時間は1時間程度は普通。 落語の「まんじゅうこわい」ではありませんが「電車の冷房こわい」です。 先週、日曜日の午後六時、四谷のイグナチオ教会のミサに出席しました。 そして翌日の月曜日は昼のミサにも出ました。 私は中学・高校とプロテスタントの学校でしたので、毎朝20分の礼拝がありました。 先日のカトリック教会のミサとは違いますが、それを6年間続けましたので、私にとって大変、得難い経験をしたと思っています。 しばらく教会通いをしようかナ、と思っているところです。 巡礼の作曲の時は実際に四国の地をお遍路しました。 そして今は、レクイエム・キリスト教世界です。 外国の人からみたら「Oh! you are カメレオン!」などと言われかねません。 レクイエムの完成まではまだしばらくかかりそうです。 「日々の寒暖差にマケズ、電車の冷房にもマケズ」、教会にも通って、当分は「清く正しく」生きようと思っているところです。 レクエイム世界初演のご案内 |
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HP通信NO.486/2018.5.10
レクエイム世界初演のご案内
来年10月4日、ウィーン・シュテファン大聖堂にて、レクイエム世界初演・演奏会がいよいよ始動しました。 シュテファン大聖堂では昼間のランチコンサートにこれまで3.4度出演したことがあります。 グランド・コンサートはウィーンでも格式のあるコンサートで「いずれ出演を」と数年前よりお声をかけていただいておりました。 今回、それが叶っての演奏会です。しかも新作の初演、すべて私の作品で構成されるコンサートです。(すべてオケ版です=マザーテレサ、Ave Mariaなど) いささか自慢になりますが、シュテファン大聖堂の長い歴史では、ラテン語・ドイツ語圏外による宗教曲が演奏されることはありませんでした。 しかし、09年、宗教会議の下に、シュテファンの歴史始まって以来、日本人の私による日本語の宗教曲が認められました。 この度の公演は、そういう実績に基づいたものです。 大変な光栄な機会に身が震えるほどです。 これまで海外公演は、 07年、チェコ(スメタナホール)、09年ウィーン(楽友協会)、11年、ウィーン(オペラ座)、12年、ニューヨーク(9.11テロ追悼コンサート) 14年、ローマ・バチカン(システィーナ礼拝堂、サンピエトロ大寺院メイン祭壇)、16年、ハンガリー(ペスティヴィガドー)、ウィーン。となります。 いずれもエムセック=国際親善音楽交流協会が関わって下さいました。 これももうひとつの自慢になりますが、これらの公演に関して私が「働きかけ」をしたことはなく、すべてエムセックの企画・提案によるものです。 バチカンの時などは面白かったです。 国際親善音楽交流協会の理事長の丸尾さんよりバチカンの話が出たときのことです。 しかも突然にです。 私が「バチカン?」というと丸尾さん、「先生!前に今度はイタリアに行きたいとおっしゃっていましたので」と。 そして話が進むにつれ「システィーナ礼拝堂では無伴奏の曲で」という事から「3つの聖母マリア賛歌」を作曲し、そのあげく、 バチカン側から「ローマ法王に献呈する意思はあるか」との問い合わせがあったり、またまた法王様と謁見が叶う、という夢のようなことまで実現しました。 さらにです、現地で練習をしている時に「バチカンの音楽関係者」の目にとまり、急遽、 まったく予定になかった「サンピエトロ大寺院・メイン祭壇でのミサ」の合唱を引き受けるという奇跡を経験しました。 参加された約90名の皆さんも大興奮・大感激でした。 これらの公演がすべて成功したのも、常に、参加を下さった皆さんのおかげです。 日本語ではレクエイムは「鎮魂歌」と訳されますが、じつはもっと「深い意味があること」に作曲しながら気付きました。 今回はお知らせまで。
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HP通信NO.485/2018.4.30 今年の春は何やら気ぜわしい「春」でした。 もう初夏です。 鳩山では新緑が萌えています。 一昨日は岩手・盛岡に居りました。 桜はもう散っていました。 帰りに塩釜に寄り墓参りもしたのですが、例年なら5月の連休に咲く「塩竃神社」の「塩釜桜」も既に散ってありませんでした。 今年の桜は例年より10日ほど早いようです。 今回は岩手女子高の合唱部のコンサートのための練習に伺いました。本番は8月4日です。 曲目は女声版「永訣の朝」。 女子高生の瑞々しい感性、歌声、それぞれの表情がとても豊かで楽しい時間を過ごしました。 指導は田村久美子先生、練習には澤口正一さんもずーっと付き合って下さいました。 澤口さんとは「永訣の朝」初演時からのお付き合いですから、もう40余年に亘る友人です。 残念ながら写真を撮るのを失念しました。8月の演奏会で改めてご紹介することと致しましょう。 当日は私が客演で指揮をいたします。 私は最近、深川の家にも頻繁に行き来をしています。 深川の家とは妻の住まいです。 双方とも鳩山、深川とを往来しています。 深川の芭蕉庵跡地。この地より東北に旅立ったということです。 この向かい側には、赤穂浪士が吉良を討ち凱旋した際の立ち寄った場所があります。 以前、回向院近くの吉良邸にも歩いて行った事があります。 また討ち入り前に、赤穂の浪士たちが集合していたという堀部安兵衛の道場跡地にも行ったことがあります。 深川は江戸情緒満載の土地です。 先日、家人に案内され、日本橋まで歩きました。 江戸は水運の町でした。 小名木川、仙台堀、堅川、六間堀、などには数多くの橋が架かっています。 永代(えいたい)橋にて。 時代物の小説などを読みますと、萬年橋、永代橋などよく出てきます。 この日、私は初めて永代橋を渡ったのでした。 ただ今、愛読している物語の中でこういう場所が出てきます。 「永代橋を渡ると深川、八丁堀まではほんの目と鼻の先、大川(隅田川)のほとりにある・・・・・・・」 その場所を探しに歩いたのでした。 深川から永代橋を渡るとその先は日本橋。 よく趣味は?と聞かれると、昔は「読書とか映画」とかそこそこに答えていたものですが、 最近はそれらが日常的に当たり前すぎて、趣味という実感がありません。 深川に滞在する時に「今度はどこに行こうか」などと考えるとワクワクします。 私にとり「江戸町歩き」はすっかり「趣味」になったようです。 歩くのにも良い季節になりました。 また江戸の町歩きレポートをしたいと思っています。 今度、思いきって品川まで歩いてみようかと思っているところです。 ちょっと覚悟がいりそうですが・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レクエイム世界初演のご案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ★ You Tube で最近、面白く興味ある動画を見つけました。私の「雨ニモマケズ」の中国版です。 興味のある方、ご覧になって下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=J_HjvcMxFj0 ★ 近刊の「さくらんぼと麦わらぼうし」の歌詞入りYou Tube もご覧下さい。→https://www.youtube.com/watch?v=alSWXnvUMho ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私が相談役を務める <モードプラスのホームページ>→http://www.modepluspf.com/blank <フェイスブック>→https://m.facebook.com/modepluspf/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <新刊のお知らせ> 女声三部、混声三部、男声三部、ピース版で刊行されました。 素朴で静かな世界を背景に平和を願う歌です。 3月1日発売。定価600円。 金子静江:詩 10P You Tubeで歌詞入りの映像観れます。 https://www.youtube.com/watch?v=alSWXnvUMho ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで下記のように「鈴木憲夫作品を歌う合唱団」を紹介していますが、現在、月に2度の練習、10数人で活動しています。 とても熱心に練習に励んでおられるようです。 指揮者は伊澤俊雄さん、元「ひびとも」の指揮者です。 私も時折、顔を出すつもりでいます。 ピアノは蕗子さん。 関心のある方、どうか宜しかったらお仲間に入りませんか。
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HP通信NO.484/2018.4.20
横浜みなとみらいホール 大ホール 4月16日横浜みなとみらいホールにて「第10回 国際シニア合唱祭」<ゴールデンウェーブin横浜>にコールベルと参加しました。 曲目は「さくらんぼと麦わらぼうし」(詩:金子静江)/「私と小鳥と鈴と」(詩:金子みすゞ)。 この会では過去に3.4度ほど講師を務めました。 またコールベルと3度ほど参加しました。 年を増す毎に盛会な催し物となり、会の初めの頃より関わったものとして嬉しいことです。 この度は「うるわし賞」を頂戴しました。
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HP通信NO.483/2018.4.10
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HP通信NO.482/2018.3.30 今、鳩山は桜の色に染まっています。見渡すかぎり「桜の園」です。 そのあまりの見事さは、写真では収まりきれません。 上の写真は私が一年中見守っている「桜子」の晴れ姿です。 散歩の度にいつも声をかけています。 ついこの間も大きくなった「桜子の蕾み」に向けて「オ〜イ、もうすぐ出番だぞ〜」と声をかけたばかりでした。 永い冬の時期のまだ小さな蕾みは「ひたすら天に向かって」いました。 どの木の蕾みも一斉に天を仰いでいます。 ー「人も木に倣い、天を仰がなければ」ー 気が遠くなるくらいの昔からその光景は繰り返されています。 そうして、花が咲くと、今度は一斉に見る人に向かって微笑みかけます。 ある時期は「天に命を乞う」ように、ひとたび花が咲くと今度はそれは「地上に向けたもの」となる。 一見枯れ木から花が咲き、「自然の力」その「有り様」、その奇跡をこの季節、毎年見せてくれます。 今年はかなり早い桜の開花となりました。 嬉しい美しい季節になりました。 ところがです、私の身にとうとうやってきました「花粉症」が。 時折、鼻が「ぐずつく」ことはありましたが、この度は正真正銘の「花粉症」のよう。 始終、くしゃみ、鼻水はもちろん、目から涙がショボショボ、鼻炎のせいか耳も遠い。 これまで身近に「花粉症」の人がいると「それは大変ね」とあくまで他人事のように同情の声を寄せていましたが、今度は「我が身」。 「東京湾にゴジラが出現しました!」と同じくらいの信じられない大事件でした。 薬を飲めば一旦は楽になりますが、初心者の私はその薬のせいで「頭がボーッとし」おまけに身体の節々までも身体が「風邪と勘違い」をし痛くなる始末。 齢(よわい)60歳を過ぎ、こんなことになるとは思ってもいませんでした。 「60歳を過ぎ」初めてアレルギーが起きた、という人が周りに幾人か居ります。 今年はかなり「花粉」が飛んで「初めての花粉症」になる人も多いとか。 それもこれも「歳のせいかナ〜」とつくづく思わせられてる此の頃です。 しばらくは散歩を控えて、家の中から外の春景色を眺めるようにしているところです。 上手に薬を用い、様々な症状にも慣れ、むしろ気にせずに済むようにしたいものと思っています。 そう心がけないと仕事が一向に進みません。 初心者の私は目下それに取り組んでいるわけです。 はたしていかがあいなりましょうや。 「花粉症の仲間入り」をした記念の報告まで。 ★ You Tube で最近、面白く興味ある動画を見つけました。私の「雨ニモマケズ」の中国版です。 興味のある方、ご覧になって下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=J_HjvcMxFj0 ★ 近刊の「さくらんぼと麦わらぼうし」の歌詞入りYou Tube もご覧下さい。→https://www.youtube.com/watch?v=alSWXnvUMho ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私が相談役を務める <モードプラスのホームページ>→http://www.modepluspf.com/blank <フェイスブック>→https://m.facebook.com/modepluspf/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <新刊のお知らせ> 女声三部、混声三部、男声三部、ピース版で刊行されました。 素朴で静かな世界を背景に平和を願う歌です。 3月1日発売。定価600円。 金子静江:詩 10P You Tubeで歌詞入りの映像観れます。 https://www.youtube.com/watch?v=alSWXnvUMho ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで下記のように「鈴木憲夫作品を歌う合唱団」を紹介していますが、現在、月に2度の練習、10数人で活動しています。 とても熱心に練習に励んでおられるようです。 指揮者は伊澤俊雄さん、元「ひびとも」の指揮者です。 私も時折、顔を出すつもりでいます。 ピアノは蕗子さん。 関心のある方、どうか宜しかったらお仲間に入りませんか。
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HP通信NO.481/2018.3.20
3月11日は富山市の合唱団「楽音樹(がくおんじゅ)」の演奏会に行って参りました。 無伴奏混声合唱曲「般若心経」が演奏されました。 指揮は森井淳さん。 昨年、6月に練習にお邪魔をしましたが、それから比べると何とも「熟成」した「般若心経」を聴かせていただきました。 約40名の合唱団皆さんの熱意がひしひしと伝わる演奏でした。 歌詞は「般若心経のお経」です。 おそらく初めは慣れない「お経」で戸惑われたと思いますが、そんな事など感じさせない堂々たる世界を表現して下さいました。 合唱団の中にホンモノの僧侶がお二人居られます。 演奏の始まる前に「読経」がありました。 なかなかに面白い趣向でした。 左が指揮の森井さん、右が「鈴木憲夫作品を歌う合唱団」指揮者の伊澤さん。 お二人は共に大阪での学生時代、森井さんは大阪経済大学グリー、伊澤さんは関西大学「ひびき」の学生指揮仲間です。 「般若心経」は2005年の作品です。 大阪シュッツの委嘱で誕生しました。 発表後、音楽ほほえみ基金によってCD(演奏:大阪シュッツ)、また楽譜は私家製版として混声、女声、男声と刊行されました。 「お経」がテキストですから、特殊というイメージがあるせいでしょうか、それほど頻繁に演奏されるものではありませんでしたが、 地道に着々とこの世界に共感する輪が広がっていきました。 間もなく、カワイ出版から刊行されることになっています。 「楽音樹」さんの素晴らしい演奏を聴き、楽譜刊行の朗報も重なり、私にとりとても嬉しい富山での一日でした。 富山には家人も同行しました。 富山行きを伝えた時、家人は「ワーッ!カニだ!カニだ!」と少なくとも10回は雄叫びを上げていました。 上の写真は打ち上げの時のものですが、その後、森井さんや団長の津田さんらに市内の「カニ」の店を探してもらう、というお手間をおかけしました。 そのおかげでとても良い店をご紹介いただき、富山の夜を地元の魚、野菜、地酒で満喫をいたしました。 「越中の台所ー季の香(きのか)ー」ご亭主、柳澤さんと。 私は上の写真のように、行く先でこのような紹介することはこれまでまったくといってないのですが、全てにおいてこのお店に惚れ込みました。 まずホタルイカ、きっちり50秒時間を計ってのシャブシャブは絶妙、また地元野菜のシャブシャブ、それにもちろんカニ。 テーブルに並んでいるのは富山の地酒、銘柄によって徳利(とっくり)、杯(さかずき)まで異なるのです。その細やかな心遣いに脱帽。 さらに、水は酒造り用の水。 富山は新幹線によって大分、近くなりました。 また折をみて寄らせて頂こうかと思っているところです。 季の香(きのか)ー富山市 http://uchuu.jp/kinoka/ 富山城 時折、You Tube を観ますが、私の作品も大分アップされています。 自身でも驚くくらいです。 作品がこうして広まるのは嬉しいことです。 しかし、著作権に関しては無法状態。 これは日本に限らず、世界全般に言えることです。 これが作家に還元されるなら、左団扇の極楽トンボで居られるのですが・・・・・・。 そのYou Tube で最近、面白く興味ある動画を見つけました。 私の「雨ニモマケズ」の中国版です。 多分、台湾かと思われます。 興味のある方、ご覧になって下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=J_HjvcMxFj0 桜の蕾みももうすぐ弾けんばかりになってきました。 散歩道にある桜の木の「桜子」に「もうすぐ出番だぞー!」と毎日のように声をかけています。 蕾みが花になるその弾ける瞬間、きっと「ポンッ!」と音がするのではないかしら。 桜が待ち遠しいですね。
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HP通信NO.480/2018.3.10
You Tube/歌詞入り画像 https://www.youtube.com/watch?v=alSWXnvUMho 初演の画像 https://www.youtube.com/watch?v=muObVJoLhto 「さくらんぼと麦わらぼうし」は3月1日に発売され、発売から大変好評をいただいているようです。
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HP通信NO.479/2018.3.1
「鈴木憲夫作品を歌う合唱団」通称SNコーラスの皆さんと。(2.25)
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HP通信NO.478/2018.2.20 先週12日は静岡市の「静岡混声合唱団TERRA」の第11回の演奏会に伺いました。 富士山が出迎えてくれました。 この演奏会では昨年発表された「混声合唱曲<巡礼>」が再演されました。 指揮の南荘宏先生とは15年程前から知古を賜っていますが、昨年の今頃、鳩山に遊びにお出でになりました。 その頃、ちょうど完成したばかりの「巡礼」をお見せしたら「来年の演奏会で是非やりたい」と即、決められました。 南荘先生は浄土真宗のお寺の住職さんです。 それで合唱団「TERRA」なわけです。 以前から私の作品を取り上げて下さっていました。 この日の演奏会は第一部「いのりはうたとなり」第二部「うたはいのりとなり」というテーマで、何とも充実した中身の濃い演奏会でした。 グランシップ中ホールは満員の盛況。 60人の団員の皆さんは全曲を暗譜で演奏。 レヴェルの高い演奏、そしてプログラミングが多彩で、本当に素晴らしい演奏会でした。 「巡礼」も皆さんの共感を得た、完成度の高い演奏でした。 リハーサルの時「涙」が頬を伝わりました。 本番もそうでした。 決して感傷的な「涙」ではなく、自然と心が洗われる「涙」でした。 会の後、同じように感想を言って下さる方もいました。 この作品は合唱曲としては少し長い曲で全4章から成っています。 「一人の人間が苦しく、辛いお遍路の道を歩きながら、自分を見つめ、そして小さな悟りを得るまでの心の軌跡を描いた作品」です。 「涙」はその「心の風景」に触れた「涙」であったのです。 打ち上げで、右から作曲家の中村透先生、私のお隣が南荘宏先生、そして左がデザイナーの甲賀雅章氏。 作曲家の中村先生とは以前、幾度かご一緒しましたが「まさか静岡でお目にかかるとは」という驚きでした。 沖縄在住で、ただ今は「グランシップ」の芸術監督。左の甲賀氏はプログラムのデザインを担当されましたが、 これまで見たことのない、卓越したセンスの素晴らしさに驚きました。 南荘先生はご住職のお仕事の他にも、多方面のボランテイアなどに奔走されています。 決して飾らないお人柄、真摯に音楽に向かい合う姿が、全てこの日の演奏に表れていました。 コンサートには「巡礼」の初演をして下さった高松混声の指揮者の中尾英雄先生、団長の西池さん他2名もお出で下さいました。 右、中尾先生、中央、西池さん。 打ち上げ後、静岡駅前の居酒屋で。 演奏会の翌日、浜松にうなぎを食べに寄りました。 静岡ではとても心嬉しい経験をし、おいしいお酒、静岡ならでのおいしいものをたくさん戴いてきました。 改めて、南荘先生、TERRAの皆様に感謝申し上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私が相談役を務める <モードプラスのホームページ>→http://www.modepluspf.com/blank <フェイスブック>→https://m.facebook.com/modepluspf/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <新刊のお知らせ> 女声三部、混声三部、男声三部、ピース版で刊行されました。 素朴で静かな世界を背景に平和を願う歌です。 3月1日発売。定価600円。 金子静江:詩 10P ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで下記のように「鈴木憲夫作品を歌う合唱団」を紹介していますが、現在、月に2度の練習、10数人で活動しています。 とても熱心に練習に励んでおられるようです。 指揮者は伊澤俊雄さん、元「ひびとも」の指揮者です。 私も時折、顔を出すつもりでいます。 ピアノは蕗子さん。 関心のある方、どうか宜しかったらお仲間に入りませんか。
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HP通信NO.477/2018.2.10 <ある日のワタシ> その日、朝、四ツ刻(よつどき=10時)深川・森下の家を出て、押上のスカイツリーまで歩きました。 森下の家からはスカイツリーがすぐ近くに見えます。 新大橋通りを住吉方面へ、途中、「東山の金さん」の旧役宅前を過ぎ、松代町を過ぎ、地下鉄住吉駅を過ぎたところで、住吉銀座通りを錦糸町方面へ。 錦糸町「トリフォニーホール」脇に出て、スカイツリー・ビューロードの先にはスカイツリーがそびえ立っています。 そこまでわずか半刻(はんとき=1時間)。 江戸時代、一刻(いっとき)は今の2時間、昔の人の時間感覚として一刻が基準だったようです。 人によっては「分刻み」で動く現代人とは大違い。 時代小説に「八丁堀から押上村まで〜」などと記述を見ますと、一刻もあれば歩ける範囲だったのです。 そのくらい江戸下町というのは意外と狭い範囲だったことが分かります。 スカイツリーには地方の人を案内して2度ほど行きましたが、ゆっくり一人歩きするのは初めてのこと。 月曜日でしたので人はまばらでしたが、殆どの人がおそらく地方から来た人たちなのでしょう、あっちこっち目を回して歩いていました。 昔、地方から出てきた人を「オノボリサン」と言いました。 かく言う私も「オノボリサン」のごとくきょろきょろして歩いていたと思います。 スカイツリーから浅草まですぐ近くなのですが、隅田川を迂回して橋を渡ると、思った以上に距離があるので電車で行く事にしました。 せっかく浅草に行くのですから「浅草寺」にお参りしようと思い立ち、浅草寺へ。 「その日のワタシ」は、実はいくつもの「ポカ」をしたのでした。 それはまず「おみくじ」から始まりました。 浅草寺はおみくじが「凶」が多い事を皆さんはご存知でしょうか。 私がひいたおみくじは案の定「凶」。 なにやら気分がよくなくてもうひとつおみくじをひいたら今度は「吉」。 「まあ良いか」ということで帰り際にいつも行く蕎麦店に言ったら「休み」。 その近くで行列のラーメン店を見かけましたので、ツラれてちょっと私も並んで中へ。 ところがです、結局、行列に騙されました、「失敗」。(何やら凶の暗雲が) 帰りは地下鉄で浅草から上野まで行き、そしてJRで池袋に向かった訳ですが、どういうわけか池袋の一つ前の「大塚」でウッカリ下車。 本人は池袋のつもり・・・アレッ?いつものホームと違う!と気付き、再度乗り直し。 池袋から東武東上線で北坂戸へ。 北坂戸に車を止めているのですが、いざ車を出そうとしたら「小銭がない」。 わずか100円足りずに、仕方がないのでもう一度駅に戻りスイカにチャージして小銭を作り、やっと帰宅。 その「100円」とは二度目のおみくじのお代金だったのです。 と、いうことは、おみくじというのは「1回だけ」、という戒めだったのかもしれません。 帰宅してポケットの中を整理していたら今度は「キャッシュカード」がない!。 どこを探してもありません。 その日は軽装のために背広の内ポケットに現金、キャッシュカード、スイカなどを入れていたのでした。 携帯も入れていました。きっと、頻繁に出し入れをしているうちに、ポロっと落としたのでしょう。 仕様がなく、カード会社に紛失届けをし、さらに近くの交番へ「紛失届け」を提出。 その日、軽快に「行ってくるよ」と森下を出た私でしたが、いくつもポカをやらかした一日でありました。 浅草寺の「おみくじ」が一日を暗示していたのかもしれません。 「畏るべし浅草寺のおみくじ」 後日、カードが最寄りの警察に届いた、ということですが、見も知らぬ方にご迷惑をおかけしました。 最近、ちょっとポカが多いのです。 現金を忘れて出かけて、交番でお金を借りたり、チャージしたスイカを取り出さずに紛失届をだしたり・・・・。 反省!の日が続いています。 これをもって「ボケ」とはスンナリ認めたくはありませんが、目下取組中の作品に気も心も囚われている、と自身で言い訳を。 それはそれとしても、気をつけなければなりません。 怪我だったら大事(おおごと)です。 これを読んで人ごとと思ったら大間違い、皆さん、互いに身辺、気をつけましょうね。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私が相談役を務める <モードプラスのホームページ>→http://www.modepluspf.com/blank <フェイスブック>→https://m.facebook.com/modepluspf/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <近刊のお知らせ> 11月1日発売。定価1.500円。 収録曲 ・異邦人 ・オリビアを聴きながら ・サイレント・イヴ ・誰もいない海 ・春よ来い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで下記のように「鈴木憲夫作品を歌う合唱団」を紹介していますが、現在、月に2度の練習、10数人で活動しています。 とても熱心に練習に励んでおられるようです。 指揮者は伊澤俊雄さん、元「ひびとも」の指揮者です。 私も時折、顔を出すつもりでいます。 ピアノは蕗子さん。 関心のある方、どうか宜しかったらお仲間に入りませんか。
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HP通信NO.476/2018.1.30 先週は大雪がありました。 ついこの間お正月だったというのに、もう1月も終わり。 今年もこの調子でいくとあっという間に、いくつもの季節が私の上を通り過ぎていくことでしょう。 「子供の時は」時間はゆっくり流れていた、などと感慨を持つのはどなたにもあることと思いますが、最近「さもあらん」と思うことがあります。 人間は生まれて来た時、「脳」は大体30%完成していると言われています。 そして5才頃にはほぼ100%完成するのだそうです。 その後完成した「脳」は、急速に様々な経験を記憶することとなります。 ですから子供は「脳」をたくさん使います。 その分、時間も濃厚になるのでしょう。 私たち「大人」はどうかというと「脳」をだんだん使わなくなる。 大体「5%程度」しか使っていないそうです。 「時間がなんとも早く過ぎて行く」というのは、なにやらそこに起因がありそうな気がします。 人間の身体の中で、もっとも休眠状態な細胞は「脳」なのだそうです。 TVを観ても(最近の映画などの多くも)、またまたスマホなど、とかく頭を使わせない。 「頭」を「脳」を使わなくても生きていける便利な世の中になったということです。 その一端が「言葉」です。 言語とは「主語」「述語」「動詞」などで成り立っています、が、日本語はそれらを省いても通じる言語です。 「ヤバイ」など、はその最たるものです。 普段から「文法」を意識していないのですから、いざ外国語となると話せる訳がない。 (余談ですが、外国語を勉強する前に普段からきちんとした日本語を話す訓練をすべきです、本来は。) 私はよく映画を観ますが、たまにヨーロッパの映画を観ることがあります。 観る者に「考えさせる」「感じさせる」という映画が比較的多い。 「脳」を使わずに見せられる日本映画、米映画とは趣きが異なります。 映画を観終わると少し「脳」が疲労していることに気付かされます。 心地よい刺激です、久しぶりに「脳」を使ったという。 「一億総白痴化」とは50年前に言われたことですが、今まさに「総白痴時代」、「阿呆化」が進行しています。 「電気文化」が登場する前の「旧人間」はきっと「脳」をフル回転していたに違いありません。 脳の稼働率は今より相当に高かったことでしょう。 自身を省みても急に「脳」を使え、といっても使えそうにない。 ただ「情操」「精神性」においては違います。 道ばたに咲く花を見ること、鳥のさえずりを聞くこと、雲の流れに思いを馳せること、身の回りにはたくさん日々発見するものがあります。 それをもって「脳」の退化に少しでも抗(あらが)うことといたしたいと思います。 天気予報によりますと今週、寒波再来とのこと。 通勤の方などにはご苦労さまなことです。 いつも散歩する小径の桜の枝には、蕾みがうっすら朱く膨らみを帯びてきています。 桜は着実に一年一度の晴れ舞台を待っています。 それを尻目に「脳は相変わらず休眠状態」のまま、あっという間に「桜の季節」になることでしょう。 皆にはどうかお健やかに。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私が相談役を務める <モードプラスのホームページ>→http://www.modepluspf.com/blank <フェイスブック>→https://m.facebook.com/modepluspf/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <近刊のお知らせ> 11月1日発売。定価1.500円。 収録曲 ・異邦人 ・オリビアを聴きながら ・サイレント・イヴ ・誰もいない海 ・春よ来い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで下記のように「鈴木憲夫作品を歌う合唱団」を紹介していますが、現在、月に2度の練習、10数人で活動しています。 とても熱心に練習に励んでおられるようです。 指揮者は伊澤俊雄さん、元「ひびとも」の指揮者です。 私も時折、顔を出すつもりでいます。 ピアノは蕗子さん。 関心のある方、どうか宜しかったらお仲間に入りませんか。
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HP通信NO.475/2018.1.20 年賀状の往来も一段落し、今年も平静の生活が始まりました。 今年の干支は「犬(戌)」ですが、「干支の由来」を調べると実に面白いものがあります。 そもそもは古代中国から「暦」の関係で成立されたものですが、一般に伝承されている「干支の由来」は「昔話」でよく知られるところです。 何故「猫」がいないのか、それは「ネズミ」が「猫」に嘘を教えたために「猫」は十二支に入れなかったという話です。 それで「猫はネズミを目の敵」にする、ということになっています。 猫好きは「猫派」犬好きは「犬派」と言われます。 大雑把に言うとこの二つに分かれるようです。 もちろん「どっちも好き」という「派」もいます。 私はどちらかというと「どっちも好き派」でした。 が、次第に「猫派」になっていきました。 それには理由がありました。 私は子供の頃から「犬も猫」も好きだったのですが、ある頃から「犬」のあまりに人に対する忠実ぶりが「憐れ」に思えた事がありました。 「猫」はいつもマイペース。 それが楽で自分の「性に合う」かしら?と、だんだん「猫派」に転じていきました。 生き物は人間も全てそうですが、生まれて来た時は「目」は「ひとすじに頼り切った表情」を持っています。 しかし、だんだん大人になるにつれ「自我」に目覚め「目は自分の好みの方」を向くようになっていきます。 人間もそうです。 気が向かなければ「人と目を合わさない」ようにもなる。 「猫」などその最たるものです。 我が家の「家出猫・マノン」も時折顔を合わせても気分次第で私に「くっついたり・知らんぷり」です。 そこをいくと「犬」はいつでも「私にはアナタしかいない」という「愛くるしい目」を向けてくれます。 そこが「犬派」のゆえんではなかろうかと思ったりしています。 ベトナムでは「猫年」があるらしいです。 干支はすべて実在の動物たちですが「龍」は架空の生き物です。 そこで大提案。 「龍年」に限って、自分の好きな動物をその年の「干支」にするのも楽しいのでは、と。 たとえば「パンダ年」「ハムスター年」「タヌキ年」など、また「ネコ年」など、さぞや楽しい年賀状になることでしょう。 今度の「龍年」は6年後になりますが、「思いきってやってみようかしら」と半ば本気で思ったりしています。 日本各地では寒波があったりしているようですが、関東は比較的平穏な気候が続いています。 日々の気温が10度差というのも珍しくなくなってきました。 油断禁物、というところです。 皆さまにもどうかご油断なきよう、お過ごし下さいますよう。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 私が相談役を務める <モードプラスのホームページ>→http://www.modepluspf.com/blank <フェイスブック>→https://m.facebook.com/modepluspf/ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ <近刊のお知らせ> 11月1日発売。定価1.500円。 収録曲 ・異邦人 ・オリビアを聴きながら ・サイレント・イヴ ・誰もいない海 ・春よ来い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ところで下記のように「鈴木憲夫作品を歌う合唱団」を紹介していますが、現在、月に2度の練習、10数人で活動しています。 とても熱心に練習に励んでおられるようです。 指揮者は伊澤俊雄さん、元「ひびとも」の指揮者です。 私も時折、顔を出すつもりでいます。 ピアノは蕗子さん。 関心のある方、どうか宜しかったらお仲間に入りませんか。
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HP通信NO.474/2018.1.10
新年、皆さま健やかに迎えられたことと思います。
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HP通信NO.473/2018.1.1
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